今は地理的に参加できないけれど、以前対面のイベントに定期的に参加していたグループのメーリングリストに、ブランクを経て登録し直した。ニュース、イベント告知、仕事の案内etcがあるのだが、まず読むのは主要メンバーの雑記というか意見投書で、知り合いが書いていると嬉しくなる。

以前、会った時には正直感じが悪かった人がいた。Networkingを兼ねた場で会ったのだけれど、私の話にも、自分の話をすることにも興味がまったくない反応で、ほかの人には感じがいいのに、私が普通のInternだからか？と思った人だった。その人が、"妻のために育休をとりました"という話を以前書いていて、内容は正直日本の男性の視点でーそんなん言わなくても女性からすれば当然だろうと思う内容だった。そして、今回その人と同じところで働いている違う人（きれいな人の印象だった）が、やはり育休の話を書いていて、あれこの2人もしかして結婚してる？と思って調べてみたら、やはり結婚していた。
その男は感じ悪い人だよ、不幸になりませんように、と思った。笑
だけどつきあって結婚して出産もしているのだから、たぶん幸せなんだろう。

Aceだからなのか、私はこういうことに鈍い（詳しくは以下の記事にて）。その場で気づくことは稀で、そういえばあのとき、あの人がそういう目をして相手を見ていたような、とか、そう言われてみればあのときのあの人の行動は、かっこつけだったのかー、と腑に落ちたりする。

私は留学中、いわゆる日本人グループとはあまりつきあわなくなった。何かが嫌だったわけではなく、なんとなく、合わなくて…というのが理由だった。それぞれをsupportしているようでうらやましいな、とは思ったが、時々つるむなら1対1、が基本になった。Penn Stateに行ってからは、先に違うところに編入した友達が、"うちの学校に日本人はほかにいないんじゃないかなあ"としみじみ言っていたのが印象的で、自分からは日本人グループを探さないことにした。実際、先輩に誘われたときくらいしか、集まりに行かなかった。

ともあれ、そういうグループの中でつきあう人が、やはりいた。グループで好みの人を見つけて、つきあう。それって奇跡なようなことに思える。たまたま好みの人がいたからよかったんだろうけど、そうじゃなかったらどうしたんだろう（意欲のある人は探し続けるんだろうか）。そして、この、気を引くーというか、かっこいいところを見せる、というのが、やはりAceだから、腑に落ちないのである。”結婚するならこの人しかいないと思った”と言う男性も時々目にするけれど、一体相手の何がそんなにいいのか、不思議でたまらない。何なんだろう。歌ではないが恋はいつも現地調達でーどんどん乗り換える人もいる。ストライクゾーンが広いのだろうか？それだけ意欲が強いのだろうか。これも不思議である。

そういえば、この対面の会に参加していて懇親会があったときに、おもしろくて気の利いたことを言っている人がいた。”いいキャラですね"、と言ってみたら、なんというか、以降その人が私を見る目は、獲物を見る目になり（じーっと見られているのを感じた）、その夜LinkedIn requestが来ていたことがあった。1週間考えて拒否した。そのあとも顔を合わせることがあり、Facebook requestも来たが、やはり無視した。笑

この人はlawyerでかっこよかったし、条件で考えれば良い人だったのだろう。だけど、ほかの話でくわしく書くけれど、私はひとめぼれはしないし、会ってすぐに恋愛対象になる相手かどうかはわからないし、そんなpressureを感じながらデートするのも嫌なので、拒否した。

ちなみにこの人、アメリカにいながらも毎週"日本のカレー"を作っていて、"カレーは具を選ばないから万能だ"と言っていた。100%現在の場所と向き合い、今しかできない経験をする、がmottoの私としては、こういった価値観の人とはそもそも合わなかったということになる。

今どこで何をしているのかわからないが、意欲の強い人だから、きっといい人を見つけているんだろう。