見出し画像

酒イさんの本日もしんどい⑥

人見知りが治ったと思ったら2度見知りに。
地獄の"見知り"スパイラル!


酒イさんなのだ。
お酒が大好きで、noteを書くときはもちろん飲酒しているのだ。

今回はこちらのツイートがきっかけなのだ。

これは人見知りあるあるだと思ったのだ。

人見知りの気持ちは人見知りの人にしか分からない
人見知りのベテランである酒イさんだから伝えられることもあると思ったのだ。

今回は、
人見知りを克服しようと頑張ったら2度見知りになったお話しと、
2度見知りについての考察なのだ。

人見知りや2度見知りを治すのは簡単なことではない。
けれど、原因が分かれば解決の糸口にはなると思っているのだ。

人見知りでしんどい

画像1

「人見知りは損」

これはもう間違いないと思うのだ。
人見知りさんは対人関係で何度も何度も悔しい思いをしているはずなのだ。

人と仲良くなりたいのに上手くいかない。

一人になったときに、上手に立ち回れなかった自分に対して自己嫌悪になる。
そういう経験をした人はとても多いと思うのだ。

酒イさんも幼少期から人見知りを自覚していたので、なんとかしたいとずっと思っていたのだ。

そして、人見知りを克服できたかなと思ったら次に訪れたのが2度見知り
果てしなき"見知り"スパイラル
どうにかならんのですかこれ・・・。と、ほとほと困り果てたのだ。

「自分× 他人○」のコミュケーションが原因


さっそく結論なのだ。

2度見知りの原因

「無意識のうちに
自分× 相手○のコミュケーションを選択している」

せいなのだ。

自分のしんどさを覆い隠して、相手に合わせた、相手を喜ばせるようなコミュケーションをしているせいなのだ。

人見知りさんは初対面の相手に対して、がんばって「よい感じの人」を無意識に演じているせいで、2回目、3回目に会うときにしんどくなってしまうのだ。
そのせいで人見知りさんは2度見知りさんへと進化(退化?)してしまうのだ。

順を追って説明していくのだ。

酒イさんは人見知りを治したい

画像2

人見知りで悩んでいる人はとても多いと思うのだ。
人見知りを克服するための本がたくさん出版されているのもその証拠だと思うのだ。

悩んだ酒イさんも書籍に頼り、本をたくさん読んだのだ。

「人見知りを治す心理学」

「コミュ障のための本」

「今日からあなたも話し上手」

いろんな本を読んでみたのだ。
そうして、にわか知識をたくさん詰め込んだのだ。

こちらのnoteで書いた傾聴についても、人見知りやコミュケーションのしんどさを克服しようとして学んだのがきっかけだったのだ。

今にして思えば、すべてが"にわか知識"の付け焼き刄だったのだ。
それでも役にたったとは思えることがあって、初対面の人ともなんとか話しが弾み、仲良くなった雰囲気になったりすることも多かったのだ。

例えば、会話に困ったらこんな話しをするというという豆知識。

キ…気候
ド…道楽(趣味、テレビ、映画、スポーツ)
ニ…ニュース
タ…旅
チ…知人
カ…家族
ケ…健康
シ…仕事
衣…ファッション
食…グルメ
住…住まい、暮らし、家

このキーワードを元に相手との会話を進めていくのだ。
会話に困ったら、「キ・ド・ニ・なんとかかんとか・・・」
呪文のように覚えて、酒イさんは初対面の人との会話に臨んだのだ。

すると、無言や沈黙の時間も少なくなり、コンスタントに会話のキャッチボールができるようになってきたのだ。

他にも、会話術とかコミュケーション方法について学んだ知識を投入することで、初対面の人との会話を無難にできるようになってきたのだ。

これはもしや・・・酒イさんもコミュケーション上手になったのでは?
人見知りも克服できたのではないかと思ったりもしたのだ。

調子に乗って初対面の人と会うたび、にわか知識で会話をしていたのだ。

人見知りが治った?今度は2度見知り


初対面のコミュニケーションの苦手意識も徐々に和らいできた。

しかそ、そんなに上手くいくはずがなかったのだ。
初対面では会話は盛り上がったし、会話のキャッチボールらしきものができるようになってきても、さらなる問題が発覚したのだ。

「同じ人に2回目、3回目に会ったときに会話がぜんぜん弾まない・・・!」

世界は酒イさんに次々と試練を与えてくる・・・。そう思いさえしたのだ。
しんどい・・・。
こんどは2度見知りに悩まされるようになるのだ。

2度見知りという感覚


2度見知り
ってどんなの?というのを酒イさんの言葉で説明していくのだ。

・2回目以降会うのが気が重い
・距離感が分からない
・話題が見つからない
・とにかく気を遣う
・初対面のときより緊張する

書いてみると残念な人感が強まってしんどい感じなのだ・・・。

2回目以降会うのが気が重い
おそらくこれがいちばん大きいと思うのだ。

初対面のときは上手くやれたという実感はある。
相手も自分に好感を持ってくれたと思う。
少なくとも嫌われてはいないと思う。
(だから次に会う機会ができた。はず・・・)

それなのに、また次に会うということに前向きになれない。気が重い。
これはいったいなんなのか・・・。

「自分× 相手○」のコミュケーション


本題の回収なのだ。

「自分× 相手○」のコミュケーション

が理由だと思うのだ。
本来の自分ではなく、「相手に合わせよう」「相手が喜ぶようなコミュケーション」を無意識のうちにしている。
極端に言えば「本来の自分ではない良い人を演じ」ようと無理をしていることが原因なのだ。

そのせいで、次に会おうとしたときに心の奥底でブレーキがかかるのだ。
なんだかしんどい。会いたいけどなんだか気が重い。

本来の自分ではないキャラクターを演じ続けるのは精神力をたくさん消耗するから、
2回目、3回目に会うときに心に無理が生じるのだ。

初対面のときに頑張って演じていたキャラクターの化けの皮が剥がれてしまうのだ。

相手にしてみれば、「初めて会ったときとなんだか違う」「ひょっとして会うのが嫌だった?」そう思わせてしまうのだ。
そして、相手のそういう反応を感じることで、さらにコミュケーションを取りづらくさせてしまっているのだ。

これは、「ありのままの自分では受け入れられないという不安」から来ていると思うのだ。

「明るくないと」「社交的でないと」「相手の話題に合わせられないと」、相手に受け入れてもらえない。
拒絶されてしまうかもしれない。
そういう不安から「良い人」を無意識のうちに演じていたことが原因なのだ。

他人に受け入れられることを自分の価値基準にしない


他人に受け入れなれないかもしれない
という不安。
拒絶されることが怖い

これは人見知りさん、2度見知りさんならずともある心理だと思うのだ。

とくに2度見知りさんはこれが強いと思うのだ。
酒イさんも実感があるから分かるのだ。

そのために自分の心を犠牲にして、相手に合わせようとする。
これが処世術として染み付いてしまっているのだ。

表面的にはうまくいくかもしれない。
実際に初対面の相手にはうまくいっているのだ。

でも、2度目3度目にはだんだんとこれが苦しくなってきて、
ボロが出るようになってしまうのだ。
付け焼き刄ではうまくいかないのだ。

結論 「自分○ 相手○」の果てしなき道


「自分× 相手○」
のコミュケーションを止めないといけないのだ。

「自分も○ 相手も○」というコミュケーション、関係性を目指すことが理想なのだ。
自分のことも相手のことも尊重したコミュケーション

言葉にすると簡単だけれど、これはとてもむずかしいのだ。

「自分×」が処世術として染み付いてしまっている人にとって、コミュニケーションのスタイルを変えるのは容易なことではないのだ。

でも、2度見知りの人はよく考えて欲しいのだ。
なぜしんどいと感じるのか。

リラックスして付き合える相手、ありのままの自分でいられる相手となら、
このしんどさは感じないはずなのだ。

自分の心が無理をしているから、2度見知りというかたちで現れてくると思うのだ。

いきなり変えるということは難しいと思うのだ。
酒イさんも現在進行系で苦労しているから分かるのだ。

でも、「自分も相手も○」ということを頭の片隅においておくことが大事なのだ。
「ありのままの自分では受け入れてもらえない」というのは、自分だけが抱いている幻想なのだ。

仮に、ありのままの自分で上手くいかないのであれば、その人とは残念ながらご縁がなかったと思うほうがよっぽど心にとっては健全なのだ。

つねに自分の心が健やかでいられるコミュケーションを目指すべきだと酒イさんは思うのだ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?