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【続いてる写経 879日め】〜再び渋谷で"こうやくん"

「旅する高野山 in Shibuya渋谷」に再び行ってきました。
本来は写経をするはずが時間が合わず…。目的はごま豆腐作りの体験会に。
予約しに行ったらちょうど”こうやくん”登場中でした!

笠もちゃんと被れてました

今回は通風口も前から見えないように、きちんと被れていました。
この日の”こうやくん”は東京にも慣れたのか、愛嬌をふりまきサービス精神旺盛。握手したら、結構握力強かった!

イベントの後半は高野山の有名店、ごま豆腐の”角濱”さんによる「ごま豆腐作り体験会」が開催されてました。仕事を終え、予約できた最終回に滑り込み
本来はごまを”すりつぶす”ところからやるそうなのですが、さすがに時間が限られているので、その部分は省略。イベントスペースの一角にあるキッチンエリアで、一人ずつ用意されたカセットコンロ上のお鍋に、ごまペーストと吉野葛を入れ、弱火でひたすらかき混ぜていきます。
5分ほどかき混ぜていくとだんだん固まってくるので、鍋肌にざらつきがなくなってきたくらいを目処に火を止めます。

中央が手順、中央右が完成品

小皿に移し、冷蔵庫で10分ほど冷やして固めます。
パックにうつして出来上がり。(中央右)食べるの楽しみ!

冷やしている間に、ごま豆腐のお話もありました。
修行僧の貴重なタンパク源として、ごまや大豆のお豆腐がお寺で食されていたことから、高野山でもごま豆腐を作るようになったとか。
高野山のごま豆腐は、同じく有名な福井の永平寺とは、作り方が少々違っており、高野山はごまの皮と中味を分けて、すりつぶすのに対し、永平寺は丸ごと使うそうです。よって永平寺のごま豆腐は色が濃いのだそう。

これを聞いたら食べ比べがしてみたくなりますね。
ちなみに”ごま”そのものは、日本で流通しているのはほとんど輸入品。
角濱さんの場合はミャンマーの契約農家から仕入れているそうです。
国産のごま、高いですからね。

そんなわけで、(半)手作りごま豆腐をお土産にいただき、角濱さんの既成のごま豆腐も購入しました。

なお、この体験会は「高野山では開催していない特別なイベント」なのだそうです。それを渋谷で体験できるとは、ラッキーでございました。貴重な機会をありがとうございました。

後半はイベントスタッフさんの動きもかなりこなれていて、お客さんの数も増えていて、若い子もちらほらいて盛況でした。
写経体験は「オープン前から20人待ち」(定員は12名…)だったそうです。

並ぶほど写経に興味がある方がいるとは…。意外でございました。

写経はできなかったけれど、缶バッジ(不動明王の梵字)作成もしたし、声明ライブもまた違うお坊様のもので聴くことができました。
声明は散華もいただけて、今回は大満足。

何より”こうやくん”の笠かぶりがキチンとしてたことに、安心しました。

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