オッペンハイマー感想 備忘
この映画に対する映像作品としての評価は、個人的に非常に高いです。大きな音や強い光によって、歓喜と絶望をシームレスに行ったり来たりする様を効果的に表現していました。このどっちつかずの世界観は、作品全体のテーマに大きく寄与していたと感じます。また、静寂と衝撃を行ったり来たりはするものの、全体を通して緊迫感のある糸が通っているところが、緊迫した時代を表していると感じました。場面転換はわかりにくい部分もありましたが、それぞれで舞台設定を大きく変えていたことが理解を助けていました。3時