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映画「PERFECT DAYS」の感想

3月19日に上映終了と書いてあったので、急いで見に行った。
ずっと気になっている映画や小説も、中々行動に移せない自分にそろそろ嫌気がさしてきた….


~感想~
毎日同じような生活を送っている人が多いのではないだろうか。
同じ時間、同じ職場、同じ生活圏内で日々を生きている。
そんな生活をルーティン化している人も多いのではないだろうか。

そのルーティン化した生活を確立して自分の生活を守っていく事は、とても立派なことに感じる。家庭を持って守る気持ち、働いて世界を回している気持ち、どれも人それぞれのルーティン化した生活があるからこそ、この世界は成り立っているのだなとしみじみ感じた。

でも毎日同じような生活をしていると心の何かがすり減っていく感じが私にはある。
実際、丸々同じ日はなくてその中でも小さな変化が日々起きていて….
その小さな変化が幸せに繋がったり、不幸せに転じてしまったり、そんな一喜一憂も含めて人生なのだろなと感じた。

公園の木の根元部分に生えた新しい芽を持ち帰り、毎日水を与える事や太陽光が木の枝や葉っぱを通して見られる木漏れ日をレトロチックなカメラで撮る。
自分の限られたお金の中で趣味を満喫する、当たり前のことなのだが実はとても凄いことなのではないだろうか。

日々の生活の中で起こる小さな幸せは絶対にある。そんなごく僅かな幸せに目を向けて楽しむ、そんな生活を送ってみるのもアリなのではないだろうか。


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