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いじめ問題

ニュースなどで、いじめ問題として報じられていても、
中身はただの犯罪行為という場合があるように思います。

犯罪までいかないけど、
嫌な行為はいじめ、と呼称しておく感じでしょうか。

松山市も、いじめ防止はもちろん掲げています。
いじめ防止基本方針なるものには、
いじめ防止のため、まず子供達への情操教育が大切といった内容が盛り込まれていると見受けられます。

それはもちろん同意ですが、
完全なる私見ですが、さらに踏み込むと、
子供達の内面の話だけでなく、
外見や、能力(運動が得意、話術が巧みなど)もポイントなんじゃないかと思っています。
ルッキズムの話ではありませんし、
いじめる側に問題があるのはいうまでもないですが、
いじめからの自衛のためには、
内面も外面も、侮られないよう強そうにみせる、
というのはある程度効くのではないかと思っています。
なんていうかいじめをするような心を病んでる人は、
わかりやすい権威みたいなものに弱い気がするので。

もちろん、情操教育がきちんと施され、自尊感情を持ち合わせてなければ、
自分磨きもできないと思いますが、
身なりをきちんとしたり、
何か秀でたことを身につけていくなどして、
内面の自信をつけるという循環も、
アリなのかなと。

以上は被害を受けないための自衛の話ですが、

いじめ加害者にならないように、と目を向けると、
やはり情操教育は大事ではあるものの、
加害者自身も何らかのストレスを抱えていてそれを外部にぶつけているか、
最初から精神に異常をきたしているか、
の場合を想定すると、
いわゆる普通にイメージするような、
道徳の授業をこなす的な情操教育だけによっては手に負えない気がします。

ストレスを抱えているような子や、
どこか精神を病んでいるような子がいた時、
その子の一番身近であろう家族も巻き込んで
専門家のカウンセリングを受けてもらうなどするのがいいんじゃないかと思いますが、
それを実行するのはかなり難しそうとも思います。
まず、そういう子に事前に気づくのが難しいと思いますし、
気づいたところで、何かできるのか、という…

被害者にならないための自衛策は
家庭でもできることがあるかもですが、
加害者にさせないための自衛策は、
仮に家庭に問題ある場合とかだと施さない、施せないわけで。
それを学校の負担でなんとか、
というのも酷と思います。

以上、本当に勝手な私見でしかないですが、
いじめ問題に関して少し思ったことでした。
なんで被害受けないために自衛しなきゃならないんだ、
加害側が悪いんだからそっち防ぐのが筋だ、
と思いながらも、
加害を防ぐ方が困難を極めそうなので、
納得はできなくとも、被害受けないための自衛という観点も持っていた方がいいのかな、
とも思います。