空き家問題のもどかしさ
このたび、松山市空家等対策計画(中間見直し)が策定されたところのようです。
この計画、ページ数が多くて読むのは大変ですが、
松山市の空き家問題と対策の現状が一気にまとめられています。
しかしそもそも、空き家問題に対して、
行政が何から何までしなくちゃいけないのってどうなの?と思ってしまいます。
まずは空き家が個人の持ち物であるということ…
これは上記計画でも、
空き家等の適切な管理は所有者の責務であることは前提、
といった感じのくだりがあります。
逆にいうと個人の財産であろう家というものに対し、
行政があれこれ手出しできるものなのか?
とも考えられます。
まあ、放置空き家は財産、というよりは、
産業廃棄物に近いのかもしれませんが…
こんなこと、私なぞが気づかなくても、
とっくに議論されてからの、
こんにちの、空き家対策の状況なんだとは思いますが、
それでもやはり、
なんともいえないもどかしさのようなものを感じます。
建てた家の管理ができなくなる時のことを、
どこかのタイミングでは、メドをたてていかなきゃいけないんだなあ、
としみじみ思ってしまいます。