育休延長のための入園落選狙い
育休給付延長の審査厳格化、というニュースが流れてました。
あまり詳しくみてないですが、
給付申請のときに、
実は入園内定もらったのにこっそり辞退してないか?的なことを申告してもらう、
とか、とにかく今より手続きの手間が増えるってことだけはたしかなのかな、
と思いました。
落選しての育休延長を狙って出来た方には、
普通に育休を一年以上とる方に比べて、
給付が延長されるという点の他にも、
上の子がいる場合の育休退園をせずに済む、
という恩恵もある気がします。
⭐︎ちなみに松山市の育休退園についてのホームページの記述は次のとおりです。
(※)育児休業中の利用について
育休中、在園児の利用が可能な期間は、原則、育休対象子どもが満1歳に達する日の属する月の月末までとなります。
ただし、次の(1)・(2)に該当する場合は、最長で当年度末まで利用が可能です。
(1)在園児が翌年度に小学校へ入学する場合
(2)育休対象子どもが満1歳になる月の入園審査結果が保留となり、やむを得ず育休延長し、延長したことの分かる証明書が提出された場合
なお、育休開始月の翌月(育休開始日が月初日の場合は当月)から、復職日の前月末まで、保育必要量は短時間認定となります。⭐︎
…
そういえば、松山市の場合、入園申し込み書類に、
入園書類に、
1.希望園に入れないなら育休延長する
2.育休延長は希望してないんだけど保留なら仕方ないから育休延長する
3.たとえ保留となっても復職するしかない
みたいなチェック欄があって、
常々、このチェック欄てどうなの、とは思ってました。
入園希望の切羽詰まり度合いをはかるためのものなのかな?
とは思いますが…
たぶん1を選んだ人が一番点数低くなって入園可能性が下がるのかなと思うんですが…。
となると落選狙いの人は1を選ぶわけですよね。
落選狙い以外でも1を選ぶ方は、
もし入園できるなら復職してもいいけどね、別に育休延長でもいいんだよね、的なスタンスの方でしょうか…入園書類の提出、という手間をかけつつも、別に落ちても大丈夫〜と思えるものなのかな、
復職する気があるならせめて2を選ぶような…と私は思ってしまいます。
あと、3を選択しても、
入園できなくたってどうせ復職するんなら、逆に入園できなくてもなんとかなるんだよね?大丈夫だよね?っていう見方もできるような気も。
というわけで私はなんなのこの選択肢、
って思っている派でして、
この選択肢が入園可能性にどれだけ影響するのかわかりませんが、
もし重視されているとしたら、なんだかなあと思ってしまいます。
とはいえ、上記のような見方は全くの私見であり、かなりトンチンカンなことかもしれませんのでその点はあしからず。
話がとっちらかってしまいましたが、
やはり落選狙いの入園申し込みというのは、
結果的に落選してしまう場合と見分けはつきにくく、誰にもバレずに、前述したような恩恵が得られるものかもしれませんが、
良心にしたがえば、やらないのが当然のものだと思いますし、
もしかすると入園決定して、辞退できない状況になるかもしれず、そのまま不本意な入園になったり、否応なしに復職しなければならないかもしれない、というリスクも潜んだものだと思います。
しかし性善説に頼っても、このあえての落選狙いというのはなくならない気がしますので、
制度自体がより洗練されていくことを期待するしかないのかな、と思います。