春のひとりごと

モヤモヤは止まらない
どこまでもいつまでも
悪口と不満があるままに
溢れ出てしまうのだ
もう外は結構あたたかいよ

今日という一日によって
描かれたたくさんの線たちが
雨にぬれては
滲んでいく消えていく
微かに視えたあなたの心も
結局ほらまた
わからずじまい わからずじまいさ

桜は散りゆく 散りゆいて
僕のTシャツの隙間に挟まって
あゝ もう春がきたのか
春がきたから 桜は散るのか
桜が散るから 春はくるのか
どちらか選んで
春のコートのポッケに入れておこう

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