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日ハム好きな友達がほしいのに

私はもともと34年野球アンチだった。

私が小学生の頃は、まだ地上波で野球中継がやっていて
一番大好きだったテレビ番組「どうぶつ奇想天外!」は、
よく野球中継で放送がお休みになっていた。

高校生の頃は、近くの工業高校のイキった野球部にうんざりしていた。
(弱小)
野球部男子好きなクラスの子の
野球部トークもうざくて嫌いだった。


父が野球中継を見ていたし、
朝のニュース番組でも野球の話題が豊富だったので
浅ーーーーーーく野球選手は知っているぐらい。
高橋由伸はかっこいいな。ってぐらいの知識“しか”なかった。

そんな私が、昨年のBIG BOSS就任から
ほぼ毎試合、日ハムの試合を観戦しているんだから不思議だ。
ファームの試合まで観に行ったりしちゃったりもしている。

そもそも、浅い野球知識しかない私が
なぜ新庄剛志に導かれて、日ハムファンになったのか。

これは自分でも珍しいタイプなのでは?と思うのだけど、
私は「ジャンクSPORTS」で見る、新庄剛志のファンだった。

阪神時代も、メジャーの時代も、日ハム時代もほぼ知らない。
ニュースで取り上げられてたから、メジャーへ行ったことは知っていたし、日ハム時代に変なマスクをつけたり、天井から登場していたことは知っている。
ニュースレベルの情報だけは持っていた。

新庄はすごい。いろいろなことをやっていた。
日ハム時代のパフォーマンスの数々、
ニュースで見ていて「面白いことやる人だなー」と思っていた。

でも、「ジャンクSPORTS」の新庄剛志には敵わなかった。
引退後、バリ島での暮らしが取り上げられたことがあった。
細かい内容は全然覚えていないんだど、
野球で大活躍したはずの人が、騙されて大金取られちゃったとか、
バリは食費がとんでもなく安いとか、
毎日屋台で食べてる朝ご飯の紹介をしていたと思う。

今、ここに書いていても
なにがそんなに面白かったんだろう?と思うのだけど、
間違いなく、新庄の話術に私は惹かれていた。
とにかく話が面白かった。

それからも、たまに「ジャンクSPORTS」のスタジオに呼ばれて
ゴールデングラブをほとんどあげちゃった話とか
(去年、ついに最後の一個を投げていた時は私が焦った)
デニムをカッコよく履きたいから、脚は鍛えない話をしていたな。

普通の人なら執着しそうなものに、興味ないところが
本当に面白くて大好きになった。
(歯に対しての執着も、私は面白かった)

そんな新庄剛志が、BIG BOSSと名前を変えて
日本ハムファイターズの監督になるとニュースを見た時、
「なんか面白いことが起こりそう!」
それだけの気持ちで、日ハムを追いかけはじめた。

実際に昨年からほぼ全試合をテレビ観戦してみて、
野球を好きになってよかったという気持ちしかない。
毎日楽しみな予定が一つあるって
大人になるとなかなか贅沢なことだと思うけど、
野球を好きだとそれが叶ってしまう。
(負けた試合後は、最悪な気分になるけど)

話が大きく外れたけど、
私はもっと日ハムの話をしたいんです。
日ハム好きな友達がほしいんです。
できれば、今周りにいる友達に好きになってほしい。
カフェでお茶しながら
「万波、ホームラン王いけると思う?」
とか話たい。
息子の話した後にいきなり
「そういえばさ、昨日の郡司ヤバくなかった?笑」
とかぶっ込みたい。

私がこんなに日ハムにハマったように、
なにかきっかけがあれば、誰でも日ハムファンになれるんじゃないか?
そう思って、最近はひそかに、さり気なく、布教しています。

でも、やっぱ難しいんです。
人間ほどんどの人が、興味のないものについて
まったく話を聞きませんから。

でも、諦めたくない。

私が日ハムファンの友達をつくるために、
私の友達に日ハムの素晴らしさを伝えるために。
自分の思考をまとめる、この日記を始めます。

※トップ画像は息子のハーフバースデーの写真。
背番号を1/2にしました。

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