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九州場所の行方

3日目終わって大関3人が3連勝。横綱大関が2連勝も2018夏以来。3連勝となると2007夏の朝青龍、白鵬、琴欧洲、魁皇、千代大海、琴欧洲以来。この時は琴欧洲が4日目に敗れた。同じく今場所4日目に2人が崩れた。

場所前貴景勝は調子が悪かったようだ。しかし相手にも恵まれたか出足は今一つながら4勝。霧島、豊昇龍も前場所よりは落ち着いている。

3日目で全勝が10人いた。この所序盤で全勝が消えることも多かったが5日目で4人残る。



熱海富士は依然好調が続く。10勝はいくか。新入幕から連続2桁は過去白鵬など数えるほどしかいないが。十両優勝の一山本もツラ相撲のせいか好調。1杯にも湘南乃海、玉鷲など伏兵となりそうな顔ぶれ。全勝4人も特別良い相撲でもなくまたまた団子レースとも思える。

しかし豊昇龍豪ノ山は後味悪かった。何か遺恨でもあるのか。1分以上の睨み合いも久々に見たが千代大海露鵬を思い出すような喧嘩相撲。豊昇龍が押し出した後も睨んでおり立ち合いのチグハグさだけが原因でもなさそうだ。やはり朝青龍の系譜なのか。朝青龍は意外にも相手に合わせて手をつくことが多かった。その結果ペースが乱れ敗れる場合もあった。思い出すのは白鵬で、相手に合わせずひたすら待ちの姿勢だった。この点もマイナス要素であった。今回の場合伊之助も両者を制止し一旦仕切り直しをさせてもよかった。黙って行方を見守るだけでは行司の意味がない。
豊昇龍も厳重注意というが増長しないように厳しくすべきだろう。




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