見出し画像

まるせんさんに出した川柳6 20句


 半額を 背中に貼るの やめとくれ 「ディスる」

 若者よ オレの苦労を 買ってくれ 「それな」

 詐欺メール! 意外と文才 あるじゃない! 「それな」

 札束を 積んでこころの 鍵開ける 「鍵」

 雨の日の めずらしく混む 本屋さん 「エモい」

 足許の 仔猫をよけて カズダンス 「安全」

 俵万智 詠んだ放課後 茜色 「俵」

 青くさい きみの短歌で 若返る 「それな」

 スピッツを かければ猫が 聴きにきて 「チルい」

 ポケットに 乱歩を入れて 夕散歩 「チルい」

 あいみょんに 愛の魔法を かけられて 「アコースティックギタ   ー」

 詐欺メール 全部消去し 良夜かな 「公害」

 食べ放題 行って救急車で 帰る 「酷」

 投資して 元を取るころ あの世行き 「資産」

 おみくじの 額も経費で 落ちますか 「資産」

 高級な あなたの時計に ひとめぼれ 「痛々しい」

 本当に 砂糖と塩を 間違える 「げっそり」

 音大に 入り法螺貝 吹く練習 「熱」

 浜風が 外野フライを サヨナラに 「プロ野球」

 甘い嘘 ついてコーヒー ほろ苦し 「デザート」

以上最近ナイスになった20句でした。
「」がお題です。
スピッツかければ本当に猫聴きにきました。
猫も音楽わかるんですねえ♪
砂糖と塩は親が本当にやりました。
しょっぱいカボチャの煮付け。
詐欺メールは本当にうまくて感心させられます。あんた作家になれるよ。
足許の仔猫よけてカズダンスもありましたね。
若々しい短歌を読めば若返ります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?