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変な俳句9

 虹の上歩ひて渡る雲の峰

 夏草を刈る人はなし聖塚

 ひぐらしが夢まで響くまろ寝かな

 ふるさともこころも夕立夕立かな

 夕端居たぶん五年後十年後

 戦艦の折れた竜骨沖縄忌

 法師蝉鳴いて誰かの慶弔欄

 猫塚に供ふ秋刀魚の頭かな

 冥土まで星海渡る夜汽車かな

 人の世を忘れ余生は星を売る

以上夏と秋と宇宙句10句でした。
俳句は主にてふてふというアプリに投稿してます。

 

 


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