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カスタムオブジェクトについて整理する

前回の復習

オブジェクトとは、データを入れる箱のようなものです。
標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの2つがあります。
・標準オブジェクトは、取引先、リード、商談など営業業務に必須のもの
・カスタムオブジェクトは、会社の業務に別途作る必要があるもの

標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの違いは?

ビジネス要件に従って独自で作成する必要がある場合は、カスタムオブジェクトを作成します。一応、代表的な標準オブジェクトなのかも乗せておきます。

https://qiita.com/na0AaooQ/items/c2678f5e809923fa9fb5

また、カスタムオブジェクトにも制限がありますので、注意が必要です。

 各カスタムオブジェクトは最大 2 個の主従関係、合計で 40 個のリレーションを持つことができます。

https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.overview_of_custom_object_relationships.htm&type=5

複数オブジェクトのつながりを「オブジェクトリレーション」と呼びます。オブジェクト全体を設計する際に、主従関係の機能が必要なオブジェクトが3個以上ある場合には、要件定義段階で注意が必要です。
※オブジェクトリレーションについては、この記事がうまくまとまっています。

カスタムオブジェクトの作成方法

以下の手順で管理画面より設定が可能です。
・カスタムオブジェクト作成
・タブ表示の設定
・対象のプロファイルに権限付与
※設定手順は、こちらをご参照ください。
※また、組織のエディションによって作成上限が決まっていますが、おそらく大きな開発をしていなければ、気にしなくてよさそうです。
・Professional: 50
・Enterprise: 200
・Unlimited および Performance: 2,000

まとめ

標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの違いを整理しました。
独自のデータ管理が必要な場合には、カスタムオブジェクトを活用するのがよいと思います。作成も簡単に管理画面からできるので便利ですね。

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