山崎貴広

山崎貴広

最近の記事

Sales Cloud フローについて

フローとは?ノーコードで画面上から定型業務の自動化を可能にする機能です。 例えば、以下のようなシーンで自動化が役に立つと思います ・レコード作成時に必ず特定の項目に値を入れたい ・レコードが特定のステータスに変換された際に通知を受け取る ・日次の日報を送る など 画面操作のイメージ① 設定>フロー>新規フローをクリック ②新規フローを作成すると以下の画面に移動 ③レコードトリガーフローを選択し、作成画面に移動する ④設定完了後に有効化をクリックする (取引先のレコード

    • Shopify ロケーションを整理する

      ロケーションとはShopifyの公式ヘルプを見ると以下の記載があります。要するに、オンライン・オフライン問わず商品販売、発送、在庫管理を行っている場所ということですね。 管理画面では、設定>ロケーションに移動すると以下のような画面が表示されます。ロケーションの新規追加やデフォルトのロケーションの設定が可能です。 一覧画面はこんな感じです。 以下、新規作成の画面です。オンライン注文をフルフィルメントする (発送する対象とする)ことをロケーションごとに制御できたり、POS用

      • Shopify 送料設定について整理 その2

        前回の記事の続きです。 配送プロファイルの組み合わせShopifyでは、配送プロファイルを使い配送料を設定を行います。 注文には、複数の商品を含むことももちろんありますので、組み合わせの検討が必要です。組み合わせすると、各商品の個別の配送料が合算され、チェックアウト時にお客様には1つの配送料が表示されます。 ・商品ごとに異なる配送プロファイルを割当している場合 ・複数のロケーションを持つ配送プロファイルを含む場合 重量ベースと価格ベースの組み合わせまず、ポイントとしては、

        • Sales Cloud のオブジェクト設計について

          オブジェクト設計とは?オブジェクトは、データを登録する箱です。 お客さん業務に合わせてどんな箱が必要かを考える必要があります。 今回は赤枠の箇所に絞って整理したいと思います。 ※Entityリレーションは、少し難解かと思い割愛します。 オブジェクトリレーションについて箱同士のつながりのことをオブジェクトリレーションと呼びます。 どんな時に検討するかといえば、取引先オブジェクトでは、紐づく取引先責任者を見たい場合です。これは、取引先責任者→取引先に参照関係を作ることで実現でき

        Sales Cloud フローについて

          Shopify 送料設定について整理 その1

          ECサイトでよく使う配送会社3社以下3社をよく目にすると思います。 ・ヤマト運輸 ・佐川急便 ・日本郵政 配送料ってどうやって決まる・基本は、3辺のボックスサイズ + 重量 ・配送元と配送先の距離 (ex: 大阪→東京) ・冷凍、冷蔵によって追加費用が+200~300円かかる 金額は以下のテーブルのイメージです。 Shopifyの配送設定配送エリア、配送プロファイルの2つの概念が存在します。 配送プロファイルは特定の商品に異なる配送料を適応する際に利用します ・配送エリ

          Shopify 送料設定について整理 その1

          Salesforce 製品を改めて整理してみる

          Saleforce製品一覧一覧にしてみると、SFAやCRM以外に、プラットフォーム系や分析に強い製品なども提供していることがわかります。 Salesforce製品の分類代表的な製品は、以下の4カテゴリに分類されると思います。 自分が得意な分野は、Sales Cloudですので、営業業務の効率化を図るための製品と言えますが、例えば、マーケティング領域であれば、Marketing Cloudのように、その分野に特化した製品があります。 ・営業=Sales Cloud ・カスタマ

          Salesforce 製品を改めて整理してみる

          Shopify テーマについて整理

          Shopifyのフロントはテンプレートを使うShopifyのフロント側は、テンプレートを使って実現します。 100種類以上のテンプレートからサイトイメージに近いものを使って開発を進めていくイメージです。 https://themes.shopify.com/?locale=ja 注意点は、フロントの仕様は利用するテンプレートに制限されること。テンプレート上で設定可能な機能以外のことはできないです。お客さんが必要な機能を整理して、利用想定のテーマが満たせるかの確認が必要です。

          Shopify テーマについて整理

          カスタムオブジェクトについて整理する

          前回の復習オブジェクトとは、データを入れる箱のようなものです。 標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの2つがあります。 ・標準オブジェクトは、取引先、リード、商談など営業業務に必須のもの ・カスタムオブジェクトは、会社の業務に別途作る必要があるもの 標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの違いは?ビジネス要件に従って独自で作成する必要がある場合は、カスタムオブジェクトを作成します。一応、代表的な標準オブジェクトなのかも乗せておきます。 また、カスタムオブジェクトにも制限

          カスタムオブジェクトについて整理する

          Shopify Flow を整理する

          Shopify Flowとは改めて復習ですが、ベーシックプラン以上であれば利用可能なECオートメーションプラットフォームのことです。英語のみの対応で万人に使えやすいとはいえないかもと思います。(一部日本語対応あり) https://www.shopify.com/jp/flow Shopify Flow テンプレート150個のテンプレートが用意されているので、実現したい自動化と 近いFlowを修正する or 新規作成の2パターンになると思います。 簡単にFlowの例を記載

          Shopify Flow を整理する

          Sales Cloud の大事な概念「オブジェクト」を考える その1

          オブジェクトとは?取引先、商談、リードなど目的別に情報を管理します。 その管理する単位をオブジェクトと呼びます。(箱をイメージするとわかりやすいです。) Sales Cloudには、主に2つの種類のオブジェクトがあり、この2つを利用して組織全体で管理するデータ設計を行います。 ・標準オブジェクト ・カスタムオブジェクト 標準オブジェクトとは?Sales Cloudがデフォルトで持っているデータ管理の箱です。 例えば、取引先、リード、商談などは用意されているので、わざわざゼ

          Sales Cloud の大事な概念「オブジェクト」を考える その1

          Shopify Flowについて整理する

          Shopify Flowとは?公式ヘルプの説明はこんな感じです。 またFlowは、ベーシック、スタンダード、プレミアム、およびPlusプランで利用できます。(※一部プランにより機能差異があります。) 利用できる言語は英語のみなので、日本語じゃないとダメという方は注意が必要だと思います。 製品の特長は?簡単に言うと、コードを書かず、管理画面上からポチポチして、自動化の設定ができるツールです。例えば、新規注文が入った際に、もし注文金額が1万円以上であれば、注文の顧客情報タグに

          Shopify Flowについて整理する

          Sales Cloud 特長整理

          Sales Cloudとは?公式ページのMVの説明をまとめる以下の2つの目的で使うツールであることがわかります。 ・SFAツール=営業業務を支援する ・CRMツール=顧客情報を管理する なぜ、Sales Cloudを使うのか?顧客データを一元管理することで業務効率改善を目指すためです。 Excelファイルやスプレッドシートを使う場合は、以下の課題があります。 ・フォルダ管理が必要 ・集めた顧客データを横断的に分析する場合、手間がかかる 費用以下が簡単なプラン選定の際の基準

          Sales Cloud 特長整理

          Shopify 注目される理由

          ShopifyはAmazonキラーなのかAmazon キラーと呼ばれたECプラットフォームがあります。 カナダ発のECプラットフォーム Shopifyがそのような呼ばれ方をしています Amazonキラーの呼び名からすると実情は大きく異なります。 確かに、米国の流通総額は、Amazonに次ぐ2位ですが、Amazon40%、Shopify 10%を比較すると到底及ばないのが現状です。 Shopifyは、モール型との共存を目指すShopifyは自社ECを作る仕組みであり、Ama

          Shopify 注目される理由