供給制約の影響?それとも地域性?(2024/03/27)
2024年2月に金沢に行ったときの話です。
宿泊ホテルでは夕飯なしのプランを予約していたため、外食する必要がありました。その日はかなり歩き回っていたので、宿から近いお店で食事をとりたいと思っていました。
子供たちが魚介類は苦手なので、「絶対にこの店に行きたい」というこだわりは無く、海産物が食べたいとか金沢の美味しい店に行きたいとか、そういった贅沢は全く考えていなかったので、「全国チェーンでなければどんな店でもいいかな」と考えていて、特に予約していませんでした。
宿泊したホテルは繁華街とは反対方面だったため、Google mapで近隣の飲食店を適当に探して、とんかつ屋さんに行くことにしました。店舗の周りは人通りは少なく、割と広めのお店で、時間も早め(17時台)だったため、当たり前に入れるものと思って入店しました。
入り口に着くと、店員さんが一言。
「ご予約されていますか?」
・・・見た感じ、(全国チェーンではないものの)チェーン店っぽい雰囲気で、居酒屋を兼ねているような雰囲気もなく、自分の地元だったら「予約して行く」ような雰囲気のお店ではなかったため、ちょっとびっくりしてしまいました。予約ではない旨を伝えると、少し待ちましたが入店することができました。
周りを見渡すと、満席ではないものの「予約席」のプレートが置かれている席がチラホラありました。私たちが食事中に、予約のお客さんが次々と入ってきました。・・・「個人店主のこだわりのとんかつ屋」といった感じではなく、見た感じはファミレス風の店舗のとんかつ屋に「予約をして食べに行く」という概念がなかったため、いろいろ考えてしまいました。
店舗の立地だったり、とんかつというメニューの特性上(※)、観光客が押し寄せているとは考えにくいので、おそらく予約して行ってるのは地元の方だと思ったのですよね。(※金沢=トンカツの町、というわけでもないので、観光客がわざわざ予約してトンカツ食べに行くというのは考えにくいため)
下記は、私が考えた仮説です。
このときに思い出したのですが、約1年前(2023年3月)、京都に旅行に行ったときのことです。そのときも夕飯なし宿に泊まっていたため、夕飯を外食しようと思ったのですが、京都駅近くは繁華街だから「予約なしでもどこかは入れるだろう」と思って、甘く見てました。結果、行ってみたい感じのお店は予約しないとは入れないような店ばかりで、予約なしで入れたお好み焼き屋さんは、ちょっとイマイチなお店でした^^;
京都は日本有数の観光地ですし、当時は桜シーズンでしたから、これは完全に失策だったと後から気付きました。
今回の金沢に関しては、観光ハイシーズンでもなく、能登半島地震の余波で観光客少なめの時期だったこともあり、そこまで予約必須とも思ってなかったのですが、この辺の感覚は、旅慣れていないことや自分自身が外食の機会が激減していることから、塩梅がわかりませんね。
報道やvoicyなどでたまに聞くのが、「コロナ禍で飲食店・宿泊施設減少→コロナ制限が終わりインバウンドなど観光客が戻り出す→飲食店・宿泊施設減ったまま&労働制約により【需要>供給】状態が続く」とのことですが、まさにこれなのでしょうか。
余談ですが、自分の住んでいる地域は、チェーン店以外の外食店が本当に少ないです。つまらないですね(笑)
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