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JAZZ喫茶におじゃま!

冷たい雨。
最高気温は20℃を超えないとか。
まだ秋は始まったばかり、ちょっと寒いね。
などと思いつつ、半年ぶりにお邪魔してみた。

懐かしい場所

JAZZ喫茶 グッドベイト。
ここは、私が学生時代から来ていたお店。

2021年2月にマスターが亡くなって、
今は奥さんが、珈琲を入れてくれるお店です。

風の頼りで、マスターが亡くなったことを知り。
20数年振りにお邪魔したのが、7か月前。

その時、奥さんと話していたこと。
とうぜんマスターの話で、
マスターとのなれそめから、闘病生活の話。
        &
私が25歳くらいで、当時ここに来ていた、
数少ない仲間との話などなど。
あっと、言う間の2時間でした。

ただ、気になっていた事がありました。
『何時、お店をたたむのかな?』
とても、気がかりでした。

止まった時間

JAZZを聞きながら、珈琲を頂くこの空間と時間。

私がお邪魔してすぐに、カウンターに常連さんがいらっしっいました。
奥さんは、常連さんとおしゃべりです。
帰りに聞いたところ、マスターの同級生だとか。

Jazz喫茶の紹介本と珈琲

私は、昔を思い出しながら。ニヤニヤしていたと思います。
どうしてかって?
一人の時間って、切り替えの時間ですからね。
JAZZ、珈琲、曲の合間の耳に入る、
奥さんと常連さんの笑い声とおしゃべり。
居心地の良い空間この上ないこと。

矢沢永吉じゃないけど、『時間よ止まれ』って感じ(笑)
(物理的数式では、時間は無いけどね と自分で言いながら)

実りの秋

あッ、また常連さんが来たようです。
もう18時前、私が来て小一時間、
納得で充実の時間を過ごしました。
私と同じ頃に来た常連さんは、このタイミングでお帰りです。

次に来た常連さんは、どうやらご近所さんみたいだ。
老夫婦のお二人さん。
JAZZとは粋な方々ですなー。

奥さんも、選曲を60年代くらい?のレコードに変えて、
おもてなしかな!などと思いつつ、
老夫婦と、刈り取り前の稲穂が重なってしまった。
外は冷たい秋の雨、
時間は夕暮れ、

ぼちぼち私も帰り支度をしようかな。

情報空間

出入り口のカウンター越しに、
奥さんに聞いてみました。
「お店を辞めるのは考えていますか?」
すると、「あと5年はやるよ」とすぐに返ってきました。
理由は、おばあちゃん(マスターのお母さん)が、
「100まで生きる」と言っているそうだ。
95歳か、頼もしいお婆さんだこと。

しばらくは、この空間も安泰だな。と、なぜか納得して、店を出ました。

車に乗り込み、感じた事なんですが、
音、物、光、臭い、思い出、場所、
その場所ごとに情報が記憶されているのかな?
自分のシナプスが、思い出深い環境に刺激を受け、
共鳴し合って、空間に情報が蘇る?誕生する?

うーん!簡単に言うと『妄想』で片付けられちゃうかも。

ピンぼけですけど!

今日はこのへんで失礼いたします。
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