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私と僕で私になる

はじまり

“ここにいるよ”という言葉を私が受け取れる人たちが、
私から(物理的に)離れていくことがわかった。

「またひとりぼっちになっちゃう」
という想いが込み上げてきた。

じゃあ私はどうしたい?
これからもずっと彼ら彼女らのそばにいたいのか?

そう考えた時に、

もっと私の周りに心から繋がれる人をつくりたい

そう思った。

そこでね、
私が心から繋がれていると思う人とそうでない人の違いを考えてみたら、
心の奥の小さな扉が見えた。

私は普段ね、
「はんゆなが心の扉をopenにしてくれるから、
気づいたら私もopenにしちゃってた!」
と言われることが多いんだ。

確かに1つ目の大きな扉は
基本開けっぱなしな気がする。

でも。2つ目の扉は相手がopenな状態でしか開けない。
自分からopenにさせる方法がわからない!
と思っていた。

2つ目の扉

その小さな扉の中にいるのは、過去の私
苦しい、さみしい私

でね、その扉をopenにするカギも見えてる気がするの。

許すこと、愛すること

でもね、つるつるの壁だから、
フックがなくて登り方がわからない

つまり、
自ら2つ目の扉を開ける方法がわかんない!
そう思ってた。

それと同時に見えたもの

透明の分厚いプラスチックの半球の中で
小さい女の子が
体操座りしてこちらに背を向けて泣いている様子。

こちらからは見えてるんだけど、
プラスチックに囲まれていて、その開け方?開き方?がわかんないから
外から見るしかできない状態

この壁をぶち壊して、中の子と1つになれた時、
2つ目の扉は
「隠さなきゃいけないもの」ではなく、
「ただ私の中にあるのも」になるんじゃないかな

そう思った。

プラスチックも私だった

でもね、
泣いてる女の子を囲っているものはプラスチックだと思ってたんだけど、
違ったんだ。

小さい男の子が女の子を守るために
バリアを作ってた。

「これ以上泣かせないで!傷つけないで!」って。

今までずーっと女の子の存在しか見えてなかった。
でも今回、男の子の存在に気付いたんだから

今まで私を守ってくれてありがとう。
もう安心して大丈夫


って言い聞かせたら、女の子と私が1つになれる気がした。

その女の子は、いたずらっ子なんだけど
少し人見知りで、前を歩くのは緊張しちゃうんだ。

だからね、男の子が警戒心を手放して、
2人で手を繋いで走り出すのが理想の状態

私がめいいっぱい、いたずらっ子になれるように、
まずは僕を癒す

今までありがとう。気付いてあげられなくてごめんね。

女の子が泣き叫ぶ時

たまにね、プラスチックの壁が消失することがある
多分それは、男の子がバリアを張ることに疲れちゃった時

その時はね、女の子が泣き叫んでいて、扱い方がわかんなくなるの。

壁が、バリアが消失するから、
ある意味女の子と私は1つになっているんだけど
溶け込まず、分離している。

私と私だけじゃなくて、僕も欠かせない
違うな。
私と僕がいるから私なんだ。

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