ヒーロー。
娘のお気に入りのDVDを、一緒に見ているわたしの思いつき。何度もループして見ている間のつれづれ。
娘が大好きなそのヒーローは、顔が汚れたり、濡れたりすると途端に力が出なくなる。悪もそれを知っていて、まあまあ顔をねらってくる。たまたま顔にじゃー、みたいなことも多いけど。
見ながら私が考えていることのいくつか。
①このヒーローにビニール袋かぶせておいたらどうかしらん。
…ビニール袋って丈夫である。水にも強いし、色々な汚れもはじいてくれそうだ。大事なお顔にかぶせてあげたらもっと強くて安心なのではないかしら。
巷ではビニール袋に入ったパンもたくさん売られている、あんな感じ。
デメリットもいくつか。まず呼吸してると結露しそう。それでお顔が湿気ちゃったら本末転倒。というか空気穴が無いと呼吸できないね、穴空いてるとそこが弱点になるね危険だね。
あと作画が大変そうだよね。
あと昨今はなるべくビニールは減らしていきましょうっていう流れですよね。
②お顔のスペアは作り置きできないのかしらん。
…ピンチの都度、焼きたてと交換するみたいだけど、作り置きしておけないのかな。まあパンだから焼きたてのほうがいいよね、力も出そうだよね。
③この世界に暮らしていたら食費は浮きそうである。助かる。
④悪も案外にお行儀がよく、いただきますごちそうさまは必ず言うようである。感心。
⑤悪に大した理由はない。ちょっとしたいたずら心、せいぜいお腹空いてる、その程度。そうだ、悪に理由が無いのは、おおむねこの世の真理だろう。
娘と並んでこんなことを考えている母は、良いのか悪いのか。
娘はハンバーガー型のヒーローも好きなようであるが、現実世界ではまだハンバーガーデビューしてない。そのうち嫌と言うほど食べたがるだろう。
以上、ぼんやりしながら悪についてまで考えたことのメモでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?