情報リテラシー論#11

苦戦する紙媒体というキーワードが授業のタイトルにありますが、紙媒体の現象が加速する中で、新聞社がとっている対策や努力について見ていきたいと思います。

新聞の電子化への移行は日本だけの問題ではなく、世界の新聞社でも課題である。その中で、新聞のデジタル化に成功しているとされる新聞社がある。それはニューヨークタイムズだ。
ニューヨークタイムズはピーク時の発行部数が約110万部であり、日本の大手新聞社に比べると規模は小さい。しかし、電子版の有料会員数が20年9月時点で466万人と、日経新聞の6倍ほどの会員数になる。さらに、紙媒体の売上高を電子版の売上高が超えている点も特筆すべきことだ。
ニューヨークタイムズはこれまでさまざまな危機を乗り越えて、電子版で成功を収めていると考えることができる。08年にリーマンショックが起きて翌年には本社ビルの一部を売却して何とか経営難をしのいだが、経営危機が収まらなかった。そこで、11年に電子版の有料化に踏み切ったという経緯がある。
また、ニューヨークタイムズは動画を使った情報配信にも取り組んでおり、英語圏でありながら紙媒体では届けることが難しかった、欧州での購読者獲得にも動いている。紙に固執することなく、時代の変化に適合していくことで経営難を乗り切り、電子版を展開し始めて4年後の15年には、有料会員数が100万人になっている。

https://retailguide.tokubai.co.jp/data/4855/

以上は記事の引用です。
この、電子版に切り替えるやり方は今では多くの企業がとっている形だと思います。

次に、紙媒体が減少することのメリットとデメリットを雑ですが、書き出してみました。

紙媒体が減少することのメリットとデメリット

メリット
紙の資源となる、森林伐採が減る
情報の共有がインターネット上で行いやすい
情報の固定観念が少しは解消されるのではないか?
紙媒体の希少価値が上がる
省エネになる

デメリット
目の酷使が加速する
出版社が小さくさる
人々の中で、今ホットな話題などといったトピックスの共有が難しくなる
アイコンが消える
紙を生活の中で触る機会が減る


ここで、そもそもなぜ紙媒体が生まれたのか。という疑問が生まれました。紙媒体の発達の歴史を辿ると、何か見えてくるのではないかと思いました。

調べてみたら、以下の面白そうな記事を見つけました。https://www.jstage.jst.go.jp/article/nig/45/5/45_5_315/_pdf/-char/ja

全ては読めていないが、気になるポイントを抜粋していると、文字の誕生が関係していると気づきました。


私たちは、文字によって情報を伝達し合うようになったから、紙媒体が生まれたのだと気づきました。
文字の誕生  →  紙を作る、印刷する技術  →  今の新聞や雑誌へ

今は、動画というものが大きく発展し、人々が夢中になっています。
動画は、視覚的にわかりやすものでます。活字が並んだ書籍よりも、映画にしてしまった方が多くの方に見てもらえることと同じことでしょうか。
紙媒体の衰退の要因を探る中で、インターネットの発達、中でも動画を作成し、発信することが誰でも簡単にできるようになったことが、あるとわかりました。

話の筋がぐにゃぐにゃしていますが、こんなことを考えました。
何か気になることがあったとき、歴史を辿ってみることは、新しい気づきが得られることが、改めて感じられて楽しかったです。











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