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noteとみうらじゅん ㉖

私は事情があって、(『書く ①』などご参照下さい)本業の他に少しアルバイトもしている。

今日も早起きしてバイトを終え、こうしてnoteの記事を書き続けているが、早26回目となった。なんでこんなに頑張って いるのか、よく分からない。

前回はみうらじゅんさんについて書いてしまったが、

私が彼に好感を抱いた理由の1つは、「とてもマメ」な性格である事だったかも知れない。

とにかく、好きなものを集めて、整理する。子供のころからスクラップブックを作るのが趣味で、なんと小学生の時から編集作業をしているのだ。

内容は、仏教からエロから、いろんなジャンルがあるらしい。

これは、誰かに見せる為に制作している訳ではなく、来客や、友人に見せる事も良くあるようだが、基本的に自分が楽しむために作るのである。

雑誌や、チラシや新聞記事の写真をハサミで切抜いて、丁寧にスティックタイプの糊で貼る作業は、

私など考えただけでも面倒くさいが、みうらさんは、その労をまったく厭わない。彼のスクラップブックの数は膨大であり、日々増え続けている。もちろん捨てたりしない。

世間では「断捨離」が流行しているが、みうらさんはその方向と真逆である。ほぼ、何も捨てない。どうしても捨ててしまったものは覚えているのだと言っていた。

だからみうらさんの部屋や倉庫もどんどん拡張していくのだ。

彼の集めた物は種類が沢山あり過ぎるが、他人から見てしょうもない物が多い。

例えば、旅行社が出すカニの写真が載ったパンフレット、ゴム蛇のオモチャ、天狗関係や海女関係の土産物、カスハガ(カスの様にどうしょうもない絵葉書)・・・・将来価値が上がりそうな物なんてぜんぜん見当たらない?

でもご本人だけは生きた証みたいに大切にしている。他人が認めるかどうかなんて、どうでも良いのだ。

「マイブーム」とか「ゆるキャラ」がムーブメントを起こしたのは、たまたま、偶然なのであろう。

などと、みうらさんの事を考えていたら、

自分の書いているこのnoteの記事は、みうらさんのスクラップブックみたいなものではないかという気になった。

いや、そんな風に思うのは少々オコガマシイのだが、

こうしてシコシコ書いている記事は、写真をハサミで切り取て、スティック糊で1枚1枚貼りつけていく作業に似てるのかも知れない。

みうらさんのスクラップブックは、noteの元々の理念と同じなのではないだろうか?

真っ白な、無限のノートに、自分の好きな事を書くのでしょう?好きな絵を描くのでしょう?好きな写真を貼って行くのでしょう?

それは全部、小学生のみうらさんがやってた事と同じであろう。

みうらじゅんさんこそが、noteの元祖と言えなくもないよな?

※少し多忙故、メッセージなどの返信遅れ気味になります。ご容赦くださりませ。

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