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夏と蝉

蝉についてはあまり良い思い出がない。小学生の頃、蝉に気を取られた友人が転び、目の前で手首を骨折した。
近所のおじいさんが亡くなる寸前に、庭の蝉たちが大合唱を始めた時があった。
知り合いの障害を持つ子供が、誤って蝉の死骸を食べて病院に連れて行かれた。
私自信も靴に入っていた蝉を逃がそうとしたら、なぜかスズメバチがよってきて危うく刺されそうになった。
だから今でも、蝉の鳴き声を聞くと鼓動が高鳴る。
今年も早く夏が終わって、全ての蝉たちに消え去って欲しい。
今、これを書いている夜でも、電信柱で景気よく鳴いている蝉がいる。

うるさい‼️

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