もつこ

30代でうつ病ニートになる。 限界だけど、それでも楽しく生きたい女の日記。

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    読書・映画鑑賞、美術館等の感想

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    結婚したいのかしたくないのかすらわかってない30代の婚活日記

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    うつ病になった私の思考整理ほか雑記などを古い順にまとめています。

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映画感想(2)【オッペンハイマー】

クリストファー・ノーラン監督の作品が大好きなので、オッペンハイマーを見てきた。 まず、ノーラン作品であることを覚えておかないと初っ端からおいていかれることになる。時系列が3つほどあり、それらが同時に進むからだ。多分。 おそらくなんだけど、①モノクロのストローズ(演:ロバート・ダウニー・Jr.)視点で過去も現在もある、②聴聞会にかけられる現在のオッペンハイマー視点、③前述視点からの回想による物語の主軸(オッペンハイマー自身の生涯)、の3つじゃないかな…。間違っていたらコメントで

    • 読書感想(6)【自己愛モンスター 「認められたい」という病】

      つい先日、Twitter(現X)の趣味アカウントの相互フォロワーが、自身で複数アカウントを運用して自己の投稿のいいねを水増ししている場面に出くわしてしまった。 SNSをする上でいいねの数が気になってしまうことはある程度仕方のないことだと思うのだが、付いたいいねの数の半数が自身の自演というのは、逆に虚しくならないのだろうかと気になっていたタイミングでこの本を見かけたので読んでみることにした。 承認欲求は誰しもが持つ感情であるし、その感情自体が悪いわけではないはずだ。 承認欲求

      • 読書日記(5)【八咫烏シリーズ4】

        主人公雪哉が、山内衆になるべく剄草院という学校に入る回だ。 前回の終わりは、雪哉がどこか悟ったような、否応なしに大人というか何かにならなければならないような覚悟をしたような、なんだか切ないというかやるせないというか、大人が読めばそう感じるような終わり方だった。きっと雪哉と同じ歳くらいの子が読んだら感想は違ったものになるだろうが。 今回はどちらかというと学園モノのようになるかと思っていたが、山内の根幹を揺るがすようなストーリー展開もある。非常に読み応えがあり、後半は手を止め

        • 読書日記(4)【サイコパス】

          サブカルに触れていると普段からよく聞く「サイコパス」。 しかし、どういう性質をサイコパスと指すのかをちゃんと理解していなかったので読んでみようと手に取った。 いくつかサイコパスの犯罪実例が挙げられているのだが、どれも有名なものばかりだ。 看護師をしながら患者にモルヒネとアトロピンを投与し何人も殺害したジェーン・トッパンや江東区マンション神隠殺人事件などだ。 もう少しケーススタディ的なものを知りたかったので少し物足りない気もしたが、一般向けの新書だから仕方がないのかもしれない。

        映画感想(2)【オッペンハイマー】

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          3月の反省と新年度の雑記

          新年度になり、今までのらりくらりとニート生活をしていた私が怒涛の学生生活に戻ることになった。 入学式及び3日間のオリエンテーションが始まる。 こんなに連続で人の輪の中に放り込まれ、人の話を延々聞き、しなければならない沢山のことを頭で整理するのはあまりに久々だったので、まだミッションは半分もこなしていないのに疲れ果ててしまった。 とりあえず授業はある程度組み終わったので先月の反省をしようと思う。 3月頭に追加でたてた目標は「7時半までに起床する」だったが、3月中は守れた試しが

          3月の反省と新年度の雑記

          遠藤貝類博物館/感想

          時間があったので真鶴駅で下車し、遠藤貝類博物館まで散歩してみた。 ここは遠藤晴雄氏が生涯をかけて収集した標本を展示してあり、氏は幼少の頃から海岸沿いで貝殻や生物を採集していたそうだ。 館内入口に、氏の使っていた採集道具なども展示してあるのが面白い。 博物館内に展示されている標本の数にも圧倒されるが、どれも個性的かつ美しくてとても見応えがある。特に暖流に住む巻き貝と寒流に住む巻き貝の違いがわかりやすいように並べられたコーナーはとても面白かった。 生物学として非常に有用(だろう

          遠藤貝類博物館/感想

          妹の結婚

          結婚の話なので、婚活日記に分類する。 末の妹が入籍した。 お互い同性3兄弟の末っ子で、雰囲気がなんだか似ている二人だ。 少し抜けてるところがあるものの、なんだかんだ最終的に上手くいく。 人との距離の取り方が非常に上手く、さまざまな年代の人と仲良くなれる。 末っ子のいいところをギュッと凝縮したような二人。 入籍前(両親への直接挨拶の前)に、わざわざ2人で私に電話をしてくれた。 なんだかとても嬉しかった。どうせ時々開かれる身内会の時に会えるのに。 10個ほど年下の妹だが、彼

          妹の結婚

          デミロマ三十路の婚活日記8

          前回 すでに婚活からは手を引いたが、備忘録が残っていたので最後の投稿とする。 最後は1年半ほど連絡とりあい、とりあえず友達くらいにはなれたかなと思った人。 関東にいた時に関西にいた人とマッチングした。 なんだかんだ話が弾んだのと、メッセージも電話も感じが良かったこともあり、先方の関東出張の際に会った。写真よりやつれていたけれど、感じのいい人だった。 地元が近いこともあり、年末年始も会ったり、たまたま滞在場所が近い時にご飯に一緒に行ったり、月に2回ほどゲームしながら電話したり

          デミロマ三十路の婚活日記8

          ミモザの花が咲かない

          ミモザが咲かない。 休職する少し前くらいの頃、私が生きてなきゃいけない理由を作ろうと買ったミモザが、一向に花をつけない。 たぶん3年くらい前に苗木屋で、私より少し背の低い苗木を買った。 当時は一人暮らしだったので、大きめの鉢に植えてベランダに置いていた。 直後に休職し、自宅と関東を半月ごとに行き来する生活をしていたので2度ほど葉が枯れ落ちた(ミモザには本当に申し訳ないことをした)が幹は生きていた。 昨年実家に戻った際に、根詰まりをおこしていそうだったので、庭の一角に地植え

          ミモザの花が咲かない

          デミロマ三十路の婚活日記7

          前回 今回は1年くらいかな、そこそこ続いた人について。 今回の総評 11)に関しては最後に書いてある通り、約束を反故にしてもいい相手だと認識されているような気がして、悲しくなったので先日ついに友達削除に至った。 漫画や映画の話をするのが楽しい相手だったので少し寂しい。 あと、やはり私はアセクシャル寄りだと実感した。かつ、ちゃんと言葉で了承をとってくれる相手なら多少のスキンシップはできるんだなと思った。雰囲気で、なんとなくスキンシップに持っていこうとされるのがすごく苦手な

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          読書日記(3)【八咫烏シリーズ2・3】

          結構前に八咫烏シリーズの第一作、【烏に単は似合わない】のコミカライズを読んだ。和風ファンタジーに後宮が舞台というもう面白いわけがないだろうと思って読んだらやっぱり面白かった。 以下、シリーズ3作目までのネタバレを含みます。 続く【烏は主を選ばない】と【黄金の烏】の原作を読んだのだが、非常に面白かった。 特に3作目の方では山内という世界観がようやく形を持ち始める。 なぜ八咫烏が人型になることを人形(じんけい)と呼び、本来の姿であるはずの方を鳥形(ちょうけい)というのか。人間(

          読書日記(3)【八咫烏シリーズ2・3】

          白のスニーカー

          白いスニーカーが好きだ。 スポーティな格好にも、すこしおしゃれした格好にも合うし、とりあえず白スニーカーを履いていたらおしゃれになるから好きだ。 5年履いていたPUMAの白スニーカーが、合皮もひび割れ出したしインソールのクッションがポロポロと出てくるようになったから、アウトレットモールに白いスニーカーを探しに行った。 今回はadidasの靴にした。 すこしゴツめで、多少履き潰してもくたっと感が出なさそうなのがいい。甲の高さもあるから、甲高の私には履きやすい。布製なの点も今

          白のスニーカー

          2月の反省と3月の目標

          1月と2月に立てた目標を振り返る。 1月 ①筋トレを2日に1回は必ずする→できてない ②朝ストレッチの完全習慣化→習慣化しつつある ③感情の乱高下幅を穏やかに→できてない ④アサーションコミュニケーション→できてない ⑤野菜の摂取量を増やす→出来ている⭕️ ⑥週一でチャットGPTに触れる→全くできてない ⑦英語の勉強→全くできてない 2月 ⑧月1図書館に行く→出来ている⭕️ 最初、図書館に行ったときは全ての書架で目が滑りに滑った。何も見つけられない。 困ったので検索機で

          2月の反省と3月の目標

          デミロマ三十路の婚活日記6

          全てがめんどくさくなったのでアプリを消した。婚活は辞めだ、私にはむかん。 備忘で書き留めていた分があるので日記の更新はもうちょっと続く。 今回は(ほぼ)会ってない人なのでそのまま公開する。 前回 8)婚活女、タウン誌扱いされる 遠方で研究職をやってる方からいいねをもらい、面白そうな話が聞けそうだと思いマッチング。 「来週そちらの県に行くんですが、おすすめのお店教えてください」と言われたのでメッセージで好みを聞き出しながら幾つか観光客向けのお店とかをピックアップして伝えた

          デミロマ三十路の婚活日記6

          ミュシャ展感想

          美術館などに行くのは好きだが、だいたい「すご〜い、きれ〜い」という感想だけを持って、記念にショップでちょっとしたグッズを買うだけで満足するのがほとんどだ。 半年くらい前にホックニー展に行った時も「この絵が可愛くて好き。あれの色使いがなんとなく好き」というくらいの感想しか持たなった。数日後にTwitter(現X)のフォロワーさんが「少ない筆数でどれだけ精密に描いたかのように魅せるかがすごい」というふうに語っていて、少しだけ恥ずかしくなった。その人は美術を専門に学んできた人だから

          ミュシャ展感想

          デミロマ三十路の婚活日記5

          去年の年末に恋庭とか言うやつを導入した。 恋庭は無課金だと3人までマッチングできて、それぞれゲームを進めていくことができる。2枠までは異性間、1枠は同性間でのマッチングも可らしい。 なので目的を「ゲーム、友達探し」にしている女の子に手当たり次第イイネを送ってみる。 が、マッチングは全く出来なかった。 そりゃそうだよね。 マッチングアプリの要素があるゲームで、わざわざ3枠しかない内の1枠を得体の知れない女に割くモノ好きはいないよね。 それにしても恋庭は私には合わないようだ

          デミロマ三十路の婚活日記5