先日、職場の後輩の結婚式に参列し、披露宴パーティーの新郎（職場の後輩）の冒頭の挨拶で

「えー本日はお忙しいなか、私達夫婦の結婚式にお集まりいただき誠にありがとうございます。
えー結婚式のスピーチとスカートは短いほうがいいとされていますので、手短に挨拶させていただきます」

といった一文があった。

一瞬の静寂から失笑に変わり、その後、
「面白くねぇぞー」、
「奥さんのドレスは今さら短くできねぇぞ」
「家に帰ったらたっぷり見せてもらえー」

と言ったような、愛のある身内ノリの野次が飛び、その後明るいムードで披露宴が続いた（笑）

一方、先日某市長が「スピーチとスカートは短いほうがいい」と会合で発言したところ、大炎上して世間を騒がす事態に発展した。

そのとき、なぜ前者はウケて、後者は大炎上したのかを、披露宴の帰りに歩きながら考えたところ、次の考えが思い浮かんだ。それは

『深い関係性があるかどうか』

これに尽きると思う。

このスピーチの元ネタは、お笑いコンビ博多華丸大吉の漫才中に、飲み会での乾杯の挨拶で、華丸さんが「スピーチとスカートは短いほうがいい」と話したあと、永遠にグダグダ喋って、大吉さんがツッコむというもの。

このネタの何が面白いかというと、身内しかいない環境でやって、ワッと盛り上がるから面白いからだと推察する。
なので、前者の後輩の披露宴では盛りあがって、後者の某市長の会合での発言では大炎上したのかとおもう。

恐らく、後者の某市長の会見も、それなりに関係性はあったと思うけど、前者に比べるとあくまでも仕事上の関係だから、そこまで深い関係性までには発展しないということを頭に入れておかずにスピーチで発言したから、このような騒ぎになったのかなぁと、個人的には考えている。

PS 披露宴の帰りに、じゃあどういう発言をスピーチをしたら、場を盛り上げられるかを自分なりに考えてみた。

『ち◯ち◯と身長は大きい方がいい』

といったところかな？

おいおい、某市長とあんま変わらない、むしろヒドイじゃないかと思ったそこのアナタ、その気持ち大事にしようぜ(笑)

おわり。