仕事を終え、電車に乗ると靴を履いたまま座席に乗り上がる2人の子どもがいた。

まだ5才と3才ぐらいだろうか。キャッキャとはしゃぐ小さな子どもたちに「静かにしてね〜」と声をかける母親は大変そうだ。実際、子どもを連れて電車で外出するのは大変だろうし、子ども達も外の景色を見たくて仕方ない様子。

わかる、
わかるけども靴は脱いでほしい。

こういう時にサラッと「みんなが座るところだから靴は脱ごうね〜」と声をかけられたらいいのだが、なかなか言えない。お母さんも相当疲れているように見えたし、周りの乗客はさほど気にしていないようだ。結局何も言えずに電車を降りたが、ずっとモヤモヤしている。

こういった場合、人によって我慢できるラインは違うだろう。そもそも電車の座席に立たせるなよ派、靴を脱いでいればオッケー派、どうでもいい派。色々だ。

私の場合は、「靴を脱いでさえいればいいかな。怪我しないでね」派だ。もちろん座席に立つという行為は上品ではないし、「親なら注意しろ！」みたいに思う人もたくさんいるだろう。それもわかるが、私は「行儀の良さ」ではなく「清潔かどうか」を気にする。靴を履いているか、履いていないか。私にとっては、それだけが問題。

だから靴を履いたまま座席に立つのはなぁ…。ちょっと嫌だなあ〜。
今後、今回と同じような場面に立ち会った時に、声をかけられるだろうか。トラブルなく、円満に。無理かも。

なんかもう、面倒くさい。
私が声をかけたところで、座席に立つ子どもはいくらでもいる。なんなら大人でもいる。ボックス席で靴を履いたまま座席に足をかけている大人が。

だったら勝手にこっちで自衛したい。
JR公式よ、「座席シート」を売ってくれ。

なんかこう、四つ折りでコンパクトなやつ。
座る時にサッと敷けるやつ。
洗ったりできるやつ。

そういうのが欲しい。
公式で売ってくれたら自信を持って使えるし。

いちいち電車に乗るたびにハンカチ敷くとか、そういうことはしたくない。「潔癖な人」と思われるから。（でも潔癖な人じゃなくても、靴で踏まれた場所を座りたくはないよね…？)

あくまでも、公式で売ってほしい〜！
少なくとも私は欲しい！

私だけなんか、こんな風に思ってる奴は！
さようなら！