新年６年１月を迎え皆さん方からご注文いただいたお米を精米してお届けしたり宅配便でお送りしたり、いつもの作業を娘を中心に私らも手伝いながら励んでおります。
　幸い今年は積雪も少なく雪寄せ等も少なく、昨年に続き異常とも言える程の感じで楽な日々を過ごしています。そんな中、私の８３歳の誕生日は平穏に迎えることが出来ました。昨年の８２歳の時は大手術後の事で入院していたので病院のベッドで迎えたのです。看護師さんに誕生日カードをいただき嬉しさもあって一生のうちこんなこともあるんだとしみじみ感じたことは忘れません。
　退院後お陰様で順調に快復を待って、近在の山にも登り始めることが出来るようになりましたが、夏場の猛暑と秋口から熊の出没が多くなり、登山回数も少なくなってしまいましたが、近在の山に１３回登ることが出来ました。頂上まで行けなかった山もありますが、他に山菜のゼンマイ、ワラビ等も採集することが出来、まずまず例年通りの活動が出来たと思っています。ウォーキングも週３～４回のペースで実行しています。
　１月１８日病院に先日の検査の結果を先生と対面し他の臓器には今の所全く転移等なく安心して、との言葉をいただき妻とも喜んでいます。
　お陰様で８３歳の誕生日を無事迎えることが出来、私は心に決めたことがあります。それは来年の誕生日を元気に迎えることが出来るようにすることと、妻は私と６歳違いでまだ元気ですが、これからも仲良く生活することに私が率先して一層努力することを目標にしました。お互い高齢のため、更にいたわりながら過ごしていきたいと思ったのです。
終わりになりますが、昨年７月県内記録的大雨による大災害の被災者の生活再建が進まない中、令和６年元旦石川県、富山県、その近県の皆様方、大災害に見舞われた現状を見るに堪えなく何とも言葉もありません。元旦から私を始め家族も暗い気持ちと歯がゆい気持ちで一杯です。仏壇と神棚に手を合わせお祈りするだけです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　柳田　武男　８３歳