見出し画像

大平山は大仙市民の宝です

令和5年3月30日(木)

今年は雪が少ない分、山のほうでも雪消えは早まると思います。山好きな方々はまもなく近在の山々に登り始めるのではないでしょうか。
僕ももっとも近い大平山に近々登りたいそんな思いに駆られているところですが、昨年11月に太平山に登った時のことを思い出してしまい、感想も含めて書き出してしまいました。

令和4年11月16日(水)季節の紅葉も終盤に近付いたこの日、8時12分姫神の大平山登山口駐車場から朽ちた建物を尻目に、緩やかな階段に向かって歩き出す。広い登山道を進み展望台に到着。まもなく左側にロープを張った急坂の下りである。ここには足場の切込みもなく雨天時には注意を要する場所だと思う。
まもなく階段コースと緩やかコースの分岐に8時55分ここで携帯に着信。
通話を終え緩やかコースを選んで杉林のつづら折りを進みやや平坦な巻道に出る右側は切れ落ちていて注意深く進んだ所に蛭川登山からの分岐に到着。
9時27分ここから今日最初の階段である。登りつめたところに僕の休憩場所があって市内展望も開けて最近はここでゆっくり休むことにしていて熱いコーヒーと菓子をほおばりながら展望をほしいままである。
5月ごろであれば道端にカタクリの満開を思い出しながら、太いロープを手摺りに一気に急坂を登りつめ、大曲・神岡の境界線の標柱があってここからが大平山の屋台骨とも云うか長い急坂の階段である。
立ち休みを繰り返し階段の上部、ここがこのコース最高の展望場所である。

仙北平野の中心地に市街地の輝き前方には奥羽山脈、それに続いて白銀の駒ケ岳、目前には三ヶ所の橋の丸子川と雄物川この景観はここからでないと望めないのです。この場所丈夫なベンチ数個があれば何人もの登山者が安心して景観を楽しむことが出来ると思います。僕も含めて高齢者も多く又多くの子供達にも登ってもらい大平山ファンを増えてもらいたいそんな願いをいつも思っているのです。階段の欠落した個所も直していただき階段の中間の左右にベンチがあれば途中休憩も出来行き交う人とも会話も生まれるのではないでしょうか。展望を楽しみ杉並木の急坂を小股で進みもうまもなく頂上が見えて来た頂上(388m)着。10時46分頂上からも市内一角を眺めながら空模様が怪しくなって来た。早々に下山を開始。大曲、神岡境界点をすぎ駐車場に到着。
1時9分今日の往復時間は休憩食事も含め約4時間30分。
今の僕には順当な時間だと思う。終りに僕が今一番願っていることは姫神公園大平山登山口と蛭川登山口2個所に完全なトイレを建設してもらうことです。国内はもとより世界まで名を馳せる全国花火競技大会の背景を仕切る大平山昭和11年ドイツの著名な建築家ブルーノ・タウトも丸子橋から眺めて絶賛したと云う西山の大平山今は県外からの登山者も増えているそんな実感は僕もしています。このような有名な登山口に駐車場にトイレがないなんて恥ずかしい限りである。雨はやんで日が差して来た。

展望しながら食事をしている時、岩手県奥州市から出発し、秋の宮温泉で一泊してここに登りこれから駒ケ岳に行くといって別れた青年がいたのである。

柳田武男 82才

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?