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ぼくは明日、昨日のきみとデートする /七月隆文

2016年12月17日に映画公開された主演;小松菜奈さん福士蒼汰さんの映画を見て、本で読みたくなり調べたところ、この物語は映画だけでなくコミックにもなっていたり朗読劇にもなっていることが分かり。さらに調べるとこの小説は、第3回京都本大賞受賞作 と知り紙の本が出ているはずだと思い、どうしても紙の本で読みたくなりました。

映画は、見ていて映画用に脚色されている感が伴ったこともあり、この切ない物語は一体どんな思いで書かれているのか、原作の中ではどうなっているのかと言う思いがつのり原作が読みたい著者、七月隆文さんの文章が読みたくて…Booksで注文して宝島社の文庫が届いた日は、嬉しくてさっそく読み始めました。

読み始めて、小説で読み始めてよかった。主人公「南山君」の心の動きがとても初々しく主に描かれていたり所々に映画との違いが小説にはあるなと思いながら読み進めました。概略は、映画を見ているので、わかっていますが小説では著者の思いが伝わってくる著者の表現したかったのはこうなんだと思ったり実はこうだったんだと思うところが有ったり楽しく読了しました。

小説の方が、二人の心の動きや葛藤が素直で詳細に書かれています。
また一冊お気に入りの本が本棚に増えました。