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「希望の地図2018」重松清

重松清さんと言えば、
「カレーライス」など
学校で会った
並びに10歳から12歳の
思春期前の
子供を題材にした
小説が主な作品です。
しかし最近では、
大人向けの小説も
書いておられます。

本書は著者のテレビ
ラジオ活字媒体の取材を
文庫としてまとめ
加筆し出版された
ドキュメンタリーです。

私は、東日本大震災や
日本各地で起こった
災害のドキュメントを
撮影する
仕事をしてきました。

重松清さんの目線で、
体験で
読みたかったので
本書を書店で手に
取りました。

著者のやさしさが
とても心に
伝わります。
悲しい出来事を
「希望」という
キーワードで、
つづられています。

本書巻末に
近くに収録されている
「目覚まし時計」
という物語は、
著者らしいお話で、
心に伝わりました。

読了後、
著者の災害
ドキュメンタリーを
読んでよかった
と思いました。