「糸」（いと）は、2020年8月31日に公開された映画です。監督は瀬々敬久、主演は菅田将暉と小松奈々。平成元年に生まれた2人の男女が出逢いと別れを繰り返し、平成の終わりに再び出逢うまでの18年間の軌跡を「生活者の視点から見た平成史の変遷」を背景にリアルに描いた映画です。この映画は、中島みゆきの曲「糸」を原案としています。

登場人物が多く、それぞれの人生が時代背景とともに描かれていいるんですが、入り込みやすい映画ではありませんでした。またいいことも悪いことも虐待や落ちた人間の苦しみや金の力や裏切り病気など見たくないものもストーリーに織り込まれていて面白くないと思う人がいると思いますが、私は自分の人生に重なる部分もあり、ああいう時代だったなと思う部分もあり映画全体が時代を描き人の綺麗な面と汚い面も描いている平成時代を描いた映画で…私は見てよかった。