見出し画像

パルミジャーノレッジャーノのスパゲティ

近所のリカーショップに行った。仕事帰りには時間があると立ち寄ってしまう。
ミチミチの陳列棚や、海外製品の在庫の豊富さが、ただ眺めているだけでも満足できてしまうほど楽しい。

いつも興味深く眺めてしまうのがおつまみの棚、とくにチーズの冷蔵棚だったが、昔から興味のあったパルミジャーノレッジャーノを買うことにした。
用途は当然(当然?)、パスタソースにするため。
粉チーズ状態ではないものを買うのは、これが人生で初めてだ。上手に使えれば良いが、初めてには困難が伴うものだ。一体何が出来上がるのか…!

150gで400円か500円くらいだったろうか


レシピ

【材料】

パルミジャーノレッジャーノ  ・・・30g
コストコの燻製ベーコン   ・・・1枚
(3x30cmくらいのやつ)
バター    ・・・20g
パスタ   ・・・120g
(ディチェコのスパゲッティーニを使用)
黒胡椒   ・・・お好みで

【準備】

・パルミジャーノレッジャーノはあらかじめおろし金で粉の状態にしておく。
味見すると塩気も香りも強いことがわかる。

・ベーコンは適当に1.5cm幅くらいで切っておく。まな板に脂がつくのが嫌なので、皿の上で適当にキッチンバサミで切った。

・上の準備をやりながらお湯を沸かしておく。塩も入れる(分量外)。
料理は手順が肝心である。流れるように展開させるのが楽しい。
そのためには、まずはレシピ全体を読まないと、「ここであらかじめ沸騰させておいたお湯で…」という展開が来た時に、詰まって流れが淀んでしまう。

【手順】

① パスタを茹でる
パスタ(ディチェコ スパゲッティーニ)を茹でることから始める。標準が9分、アルデンテが7分とのことで、今回はアルデンテの手前で止める。6分の茹で時間とした。

② 茹で上がったパスタをどける
用意していたお皿にパスタをどける。料理動画だと茹で汁もよく混ぜてるようなので、理屈はわからないが僕も真似ることにする。トングやら箸やらで、汁気を切ることなく移してゆく。

③フライパンでベーコンを炒める
何もしかないフライパンにベーコンを投入して火にかける。
ベーコンは自分の脂が溶け出して、やがて自身の脂で揚がったような状態になり、最終的にカリカリになる。今回は半分くらいのカリカリ度で止めた。

脂が溶けて最高の香りになる

④フライパンにバターを入れて溶かす
バターを入れるとすぐに溶けてゆく。特に考えることはない。

⑤パスタとベーコンバターを合わせる
パスタをフライパンに入れて混ぜる。バターとベーコンのあぶらがよく全体に回るのを確認して次へ。

⑥パルミジャーノレッジャーノを入れる
ここで上からチーズ(パルミジャーノレッジャーノ)を投入する。
温度によりみるみる溶けてゆき、なんとなくチーズのとろみが出て来るのがわかる。全体に馴染んだら完成

この照りを見よ

⑦風味付け
バターも、ベーコンも、パルミジャーノレッジャーノも、すべて塩気のある食材のため、パスタを茹でるの以外では食塩は使わずに十分な味つけとなった。
お好みでおそらく黒胡椒を散らすとさらに風味が美味しい。

さいごに

非常に美味しかった。また作っても良いなと思える味と手軽さであった。
強いて言うならば、バターのしつこさが後半特に感じられるので、個人の好みで量の調節は必要かもしれない。

また、茹で汁の入れる量にもおそらく議論があるかもしれない。バターとベーコンのあぶらのしつこさを緩和しうる要素になるのか?検討が必要と思われた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?