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カードキャプターさくらの「翔」、そして空飛ぶヒロイン達

読み方は「フライ」、英語名は「THE FLY」です。

空飛ぶ女の子って絵になりますよね。魔女が箒にまたがるのも、大きな白い羽根を広げるのも、不思議な力で浮遊するのも、すべて良きです。

そもそも「魔女の宅急便」のキキや「風の谷のナウシカ」のナウシカなど、飛んでるイメージがあるのって基本女の子な気がします。

ちょっと違うけど「時をかける少女」の真琴も飛んでるし。しかもキービジュアルでは青空をバックにしている。

「すずめの戸締まり」でも、すずめが空へ舞い上がるシーンが印象に残ってます。終盤すずめが実家跡地の後ろ戸から、常世へ舞い降りるシーンもとても美しかった。一方で草太さんは基本椅子だった気がします。空飛ぶヒロインに助けられたという見方もできるなぁと思いました。まあすずめも草太さんという存在に救われてはいるんですけど、絵的にはね。

それに比べて男の子はあまり飛んでないんです。僕が知らないだけかもしれませんが。

「魔女の宅急便」のトンボのような空を目指す側が似合うなというイメージです。「風立ちぬ」の堀越二郎も戦争に関わる事にはなりますが、幼い頃から空に憧れていましたし。

「大空」と「女の子」、両方に共通するのは手が届かないところだと思います。

いくら手を伸ばしても届かない、憧れであり幻想なのです。故に心がときめき空も飛べるんです。

ここまで長々と書いちゃいましたが、つまりは空飛ぶヒロイン映えてるって事です。

それを先日見た「カードキャプターさくら さくらカード編」で再認識したってだけの話なんです。

もちろんクロウカード編にも「翔」のカードは登場します。というか超序盤で登場してるし、使用頻度も決して低くないはずです。

じゃあ何故さくらカード編で「空飛ぶヒロイン映え」を再認識したのか。杖に羽根を生やしてそれに乗るさくらちゃんはとてもかわいくて美しいのに!
知世ちゃんでなくともその姿には虜になり、ビデオカメラが無くとも瞳の奥にRecする事は間違いないのに…!

まあ何故かというと、クロウカード編を見たのが昔過ぎたのもあるんですけど、「翔」を使うシーンが良すぎたからなんですよ。

先述した通りクロウカード編の「翔」は、杖に羽根が生えてそれに乗り空を飛ぶんですよ。その姿がとてもかわいくて…ってなると無限ループしちゃうので本題に移ります。

さくらカード編で「翔」を使うシーンは、同時に「剣」のカードも使う必要があったんですよ。でも両方杖を変化させるから同時には使えない。そこでさくらちゃんが取った行動が、「杖を使わずに私を空へ運んで」と念じるなんです。

その結果「翔」はさくらちゃんの背中に翼を授け、「剣」と同時に使用する事ができたんです。

翼を広げ、剣を携え空を飛ぶさくらちゃんが、あまりにも理想の戦いヒロイン過ぎてこれが「映え」何だなと再認識した…いやさせられたのです。

まあ冷静に考えるとOPのプラチナで羽根生やしてるんですけどね…

それにしても「カードキャプターさくら」、改めて見ると面白いです。以前は感覚的に感じてた面白さを、しっかり理解しながら見れてる気がします。

今後の展開が楽しみです。

#日記 #カードキャプターさくら #エッセイ #最近の学び #アニメ #ヒロイン





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