見出し画像

46才のミュージシャンが慶應大学受験を突然決意し、3ヶ月の勉強の末受かった話。1

ご挨拶

 私CUTTは2024年度より、慶應義塾大学に入学し、心新たに音楽活動と勉学に励んでいくことになりました。

高校卒業後すぐにバンド活動に専念し、1999年にデビューして以来音楽一本でやってまいりましたが、そんな僕がなぜ大学を受験することになり、どのように勉強したのかなどを、このnoteでは書いていきます。

先にこの3ヶ月の勉強の感想を述べますと、ひとこと「楽しかった!」という事に尽きます。今年に入ってからはお仕事も調整させて頂いて、勉強に集中することが出来ました。そういう環境を頂けた事にまず感謝したいと思います。

それでは、ちょっととりとめもない所もありますが、始めたいと思います。

きっかけ : 世界史にはまる。

 娘が大学を受験する歳になり、何か手伝える事がないかと何気なく世界史の資料集を手に取ったのが、2023の11月上旬でした。

ほー!面白いなあと思って読み進めていくと、気が付けば夜になり、朝になっていました。時間を忘れ一日中読み漁っていました。

それから何かに取り憑かれたように、世界史に関する本を読んだりサイトを見たりする日が続きました。久々に新しい世界に没頭する感覚がありました。

慶應大学…?

 そんなある日、それなら慶應大学を受けてみたらどうかと勧められました。
学部によっては世界史と英語と、小論文の3科目で受験できるそうです。

最初は冗談半分だったのですが、最近は「次の人生は大学で勉強したいなあ」と思う事も多く、それなら次の人生と言わずこの人生でやってみてもいいのではと徐々に本気になってきました。

音楽と勉学を両立させる事はやりようによっては可能だと思いますし、それどころか良い相互作用を生み得るかもしれない。こういう非典型的な人生の道筋は、ある程度意味のあるサンプルになれるかもしれない。というより何よりそういう目標があれば、

世界史を心置きなく勉強できる!

というワクワクがありました。

慶應大学は日吉のキャンパスに伺った事があり、良い印象を持っていたのも気持ちを後押ししました。

試験日まで3ヶ月…どうする?

 しかしその時点で11月も中旬に入り、入試は3ヶ月後です。3ヶ月で合格点を取れるところまで実力をあげていけるか。

英語に関してははある程度心得があり、小論文も仮にまあなんとかできるとしても、受験世界史に関してはほぼ一からの状態です。

しかもその時は新曲のレコーディング中で、12月にはhideさんのBirthday Partyという自分にとって大きなイベントがあります。クリスマスや年末はライブが沢山入っていて、年内はどこまで時間が割けるかわかりません。

んー可能かなあと悩みつつも、やりたいという心の動きを信じ、最終的にはチャレンジしてみよう!と決めました。

次回の更新では

 というわけで、高校入学以来の受験勉強を始めた46才。何十年ぶりに使うねん!というシャープペンシルの感触に戸惑いながらも、こんな風に勉強したよ!という内容を次回から書いていきたいと思います。良かったらぜひ、最後までお付き合いください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?