自分の幸せについて考えてみるPart.9

仕事のお客さんにはこんな人もいる。自分の言ったことはすぐに忘れる。「連絡くださいね」と言っても連絡をしない。電話には出ないし、メールを送っても返信どころかメールすら見ていない。なぜなのか。仕事では手を焼くし、腹も立つ。だけど仕事が終わればその人のことなんか考えないからなんてことはない。そうなるはずだった。状況を一変させるものがある。結婚指輪だ。そういう人に限って結婚をしている。1人じゃない。何人もそうなのだ。これに関しては自分の嫉妬100%で、お客さんは何も悪くない。だんだん真剣に仕事してるのが馬鹿馬鹿しくなってくるし、へこむ。仕事が終わってもへこむ。お客さんの奥さんの顔が見てみたい。というより、質問したいことがたくさんある。仕事をしているその人と結婚しているわけではないだろうし、その人にいいところが全くないわけではないことは理解している。家庭にいる時は奥さんの電話に出たり、連絡を怠ったりはしないのかもしれない。そうではなくても、その良しとしない部分がどうでも良くなるほどいい部分があるのかもしれない。はたまた金か。大きなイチモツか。仕事で酷くやられたから離婚させてやろうとか、そういうのではない。ただただ興味があるのだ。納得のいく理由を教えてほしい。

実はまだ振り返りに入っていない。ちょっとした小話で始めようとしたら、熱くなってしまった。それでは彼女なし独身モンスターの9月の振り返りへ。


●資格取得に向けて勉強開始

後々仕事上であると助かる資格を取得するために勉強をはじめた。この資格を持っていると月3000円の資格手当が出る。毎月ピザを食べたい。

9月から日曜日に学校に通わせてもらうことになっていた。試験内容は仕事で日常的に目や耳にすることだから、そんなに嫌だとかつまらないわけではない。辛いのは勉強時間を確保することだ。勉強をするからといって仕事量を減らしてもらえるわけではない。朝のランニングの時間、昼休み、最終的には睡眠時間も削らなければいけない。唯一の休みの日曜日もあってないようなもの。辛い時こそ、自分の能力を無理矢理上げるチャンス。終わりも見えているから、そこまでは頑張ろうと思う。

バスケをする夢をよく見るようになった。ほとんどが明晰夢だ。自分の意識があり、プレイを選んでいる。ただ、手先のコントロールだけが効かない。シュートが入るか入らないかが100%運になっている。入る日もあれば、全く入らない日もある。そんな夢を1度や2度ではなく、何回も見てしまう。毎回試合結果も違う。夢ではない気がしてしまうほどだ。

せっかくの明晰夢だ。毎回確認したいことがあるのに、出来ずにいることがある。自分が着てるユニフォームの背番号だ。毎回墨で黒く塗りつぶされたようになっていて、番号がわからない。以前友人とコロナが終息して思いっきりバスケができるようになったら大会に出ようと話をした。その時から決めかねている。夢で身につけていた番号なら、その番号にするべきだと思う。高校生までは4〜18番の中で監督から与えられた背番号を着るのが一般的だ。その番号から外れてかつ好きな番号を選べる最初で最後の出来事かもしれない。だからなおさら決めかねてしまう。候補はいくつかある。

「1」…デリック・ローズがブルズに所属していた時に身につけていた番号。スピード型のスラッシャーに憧れていたし、1番影響を受けた。何度も移籍して背番号をかえる機会があったのに一向に1番にならないから、自分が代わりに身につけてコート一面に薔薇を咲かせようじゃないかと思った。

「2」…カイリー・アービングの現在の背番号。彼のシグネチャーモデルのバッシュも履いているし、ポジションも同じだからアリかもしれない。

「3」…アレン・アイバーソンが身につけていた番号。他にも同じポジションの選手が身につけている番号で、4〜18以外ならこれもいいのかもしれないと思った。

「5」…小学校・中学校の最終学年で身につけていた番号。友人に思い出させるならこの番号がいい。

「15」…ビンス・カーターがキャリア初期の頃に身につけていた番号。自分のプレーとはかけ離れているけど、憧れていた。

「18」…中学生の頃に、部員が少なかったために顧問の先生から「このままだとユニフォームを新しく買ったのに誰も着ないで終わってしまう」とお願いをされて1年近く身につけていた。4〜18の間では1番下っ端が身につける番号なのに、その人がスタートメンバーで出る優越感が当時あった。少しおもいいれがある。

「34」…なんか上手い人が身につけてるイメージ。

「60」…なんかいいよね。

候補があるのに決めかねているのは、どれもなぜか自分らしくなく感じてしまう。その番号を身につけた時に他人からどう映るのかが想像できない。想像できるようになりたいのは、その背番号から自分を想起するぐらいにはやってやりたいからだ。活躍している人は背番号がその人に合ってる気がするし、番号が輝いてみえる。最初は意味がなくても、後からその番号を気に入るパターンもあるかもしれないから、一概に候補の中からとは思っていない。もしかしたら周りの人には既に「何番ぽい」っていうのがあるかもしれないから、それを身につけてみてもいい。とにかくただの番号では終わらせたくないのだ。



今の日本のバスケットリーグが開幕した時のテーマソング。街中をドリブルしながら移動するのは夢の一つだ。何も気にしなくていいなら、いつもボールを持って出かけている。北海道は雪などの影響で野外コートが他の都府県よりも少なく感じるし、野外コートが少ないことで日常とバスケの距離が遠くも感じる。だからなおさら憧れがある。この曲を聴きたくて開幕戦を見た思い出もある。普段はこういった曲はあまり聴かないから、新鮮さがあったのかもしれない。


学校行って勉強してたら1か月があっという間に過ぎてしまった。リラックスする方法がバスケのことを考えるぐらいしかなかった。果たしてリラックス方法がこれしかないオリオンは試験に向けて勉強を続けられるのか。幸せについて考える時間はあるのか。それではまた。

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