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プロトタイプ制作に挑む

以前、大学の授業でグループでプロトタイプを作った経験がありますが、今回はプロダクトプロトタイピングを履修して、初めて1人で最初からプロダクトを作りました。せっかくなので、振り返りながら、開発したプロダクトたちの制作過程をまとめます。

Day 1 - Line Bot作成

基本的なオウム返しから、if文で指定した応答で返信するBOTを作りました。APIも触りましたので、APIを利用してLine Botと連携しました。

今回はAPIlayerの翻訳API(Language Translation API)を利用して、日本語を英語に翻訳するBOTを作成しました。
連続返信を実現するためには少し時間がかかりました。最初は自動応答しかできませんでしたが、検索してトライアルアンドエラーを重ねた結果、この動画のような動作ができるようになりました。

Day 2 – Obniz

Arduinoのコードを書く経験がありますが、部品の購入やセンサーの種類、部品の配線などは初めてで、非常に新鮮な経験でした。自分で作ったもので生活上の悩みを解決でき、達成感を感じて、とても嬉しかったです。

風が当たるところに置いたため、温度センサーの代わりに明るさを測ることに変更しました。

Day 3 – ChatGPT

珍しくChatGPTを使用する授業でした。AIで画像生成や機械学習、自然言語に反応するシステムなどは難しいコーディングで作るものだと思いましたが、この授業を通じてAPIを使用し、わずか数行のコードで画像生成できることで、それほど難しくないと感じました。

LineBotで画像生成は面白いと思います。
Function Callingを触ってみて、その便利さを感じましたが、まだ使用のコツは把握できていません。
iPaaSも試してみました。便利ですが、コーディングに慣れていたかもしれませんので、iPaaSを利用する方が時間がかかりました。しかし、Google Sheetsとの連携に成功し、自分自身が満足できるプロダクトを作り上げ、達成感と喜びを感じました。

赤枠内のみGASとiPaaSで実行した結果ですが、支出記録としては時間短縮になったと思います。レシートのレイアウトの違いによって精度が低下することがあります。LineBotについてさらに勉強し、この支出記録Botをより使いやすく改善したいと思います。

Day 4 – 最終制作

実用的で便利なプロダクトを作りたいと思い、自分の悩みも解決したいために、「HAKAる」といういつでも身長や距離を測るプロトタイプを作りました。
最初は湿度も測りたかったですが、溶接ができないし、なかなか使えるセンサーが見つからなくて、距離センサーのみで最終制作を進めました。

制作する際には初めてiPaaSを使用したため、パラメータを設定したにも関わらず、エラーも表示されず、リンクしたGoogle Sheetsには「Value1」しか記録されませんでした。しかし、新しいAppletを作成したら、すぐ使えました。
皆さんのプロトタイプの発表を見て、興味深いと思い、刺激を受けました。
例えば、ワイナリーと新幹線をテーマにした「ワインでビューーン!」というプロトタイプ

「新幹線」を動かすだけではなく、ワイナリーの情報やAIで画像生成も組み込むことで、プロトタイプの完成度が高いと思います。

最後に

授業を受ける感覚ではなく、ワークショップのような感じでこの授業を受けました。以前は溶接しないと使えないものしか扱ったことがありませんでしたが、今回の授業を通じて、溶接しなくてもIoTを作れることを知り、誰でもプロトタイプを作れると感じました。
楽しい授業でした!今後もプロトタイプの制作に挑戦してみると思います。

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