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推理展示の楽しみ方(中の人その2)

推理展示の中の人の1人です。
今回、推理展示6(東京)の開催が決定し、あまり高頻度で開催できないイベントだけに、この機会を逃さず十二分に満喫いただくために、私なりに楽しみ方も書いてみようと思い、筆を取りました。
推理展示の成り立ちなど、ちょっと前置きが長めになりますが、読んでいただけると幸いです。

『安楽椅子探偵』ご存知ですか?

『安楽椅子探偵』というテレビドラマをご存知でしょうか?
これまでに不定期で8作放映された推理ドラマで、問題編と解決編の2回放送されるのですが、問題編から約一週間後に放映される解決編までに視聴者が推理をして犯人当てをするという番組です。
DVD化もされていますので、ご興味ある方は是非。

『安楽椅子探偵』の好きなところ

推理展示の中の人は、この作品が大好きです。
筆者が好きな要素を具体的に書くと以下の4つです。
・得られる手掛かりを元に推理を組み立てる楽しさ
・パっと見では気づけない手掛かりを見つける喜び
・自分のペースで長考できる納得感
・複数人でワイワイと推理合戦できる楽しさ

HDDレコーダーがなかった頃は、録画したビデオテープを何度も観て、一時停止、コマ送りをしまくっていました(笑)

推理展示の成り立ち

『安楽椅子探偵』と同じような映像作品を作ることにあこがれていたメンバーで立ち上げたのが、推理展示を主催しているdp96sです。
それゆえ、前述の「4つの楽しさ」「(映像ではない分)実際に事件現場に入ることができる」という要素を展示型推理イベントという形にしたものが推理展示です。

ミステリー・推理イベントは、他にも色々あると思いますが、筆者が参加者として不得意なタイプは、以下の2つです。
・手掛かりを一瞬でも見逃すと正解にたどり着けない
・推理する時間が30分もない

そういうイベントをディスるつもりはなく、不得意とする人がいるのは事実ですので、同じような思いがある人のことも考慮して、dp96sは「間口の広いミステリーを作る」を団体のポリシーとして掲げています。

推理展示の遊び方

5秒でわかる推理展示の遊び方は、公式の以下のサイトになりますが、ここでも簡単にご紹介します。

1.展示会場(事件現場)に行く
2.捜査資料を購入する
3.現場を調べる(写真撮影OK・何度でも入場OK)
4.解答を提出する(選択式)
5.その場で採点され、真相を渡される

推理展示の会場には、くつろいで推理を巡らせるスペースはありません。
捜査資料さえお持ちであれば、現場へは何度入っていただいても構いませんので、近隣のカフェなど、ご自身が推理を巡らせるのに最適な場所で探偵気分を味わってください。

推理展示の楽しみ方(プレイ編)

捜査資料、事件現場には、様々な手掛かりが散りばめられています。
その1つ1つに気づくことが真相への第一歩ですが、それらの「点」を結び付け、「線」にしていくことで真相へ近づいていきます。手練れの早い人だと1時間程度で解答提出される方もいますが、多くの方は、納得いくまで現場に何度も足を運ばれますので、近隣カフェなども楽しみながら、2,3時間は費やされているように見受けます。初参加の方で「もっと時間取ればよかった~><」というお声も聞きますので、時間に余裕をもっての参加をオススメします。また、1人で得られる気づきの早さに限界があります。そんな時に力になるのが仲間の探偵です。推理談義も花咲きますので、複数人での参加をオススメします。

推理展示のプレイスタイルについては、中の人その1が、以下の記事でわかりやすく書いてくれています。

推理展示の楽しみ方(解答提出後編)

解答提出後は、真相として、ちょっとした読み物(告白編とも呼びます)をお渡しします。推理展示はそこからさらに楽しむことができます。真相によって知った手掛かりを再確認するために現場に入ることができるんです。冒頭に書いた『安楽椅子探偵』をご存知の方はわかると思いますが、「そんなところにそんな手掛かりが!」という作りをしていますので、真相を知ってからも楽しんでいただけると思います。
スタッフに余裕があれば、疑問点に関する説明や裏設定のお話、ちょっとした追加問題(通称:Extra問題)提示などもやっていますので、お気軽にお声掛けください。

さいごに

長くなりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
とどのつまり、
『安楽椅子探偵』を好きなメンバーがこだわって作ってるので、開催頻度低いし(汗)、目一杯楽しんでね!
ということをお伝えしたい記事でした。

推理展示6(東京)について



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