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月末はなぜ忙しいのか?の話

会社の月末は忙しい。

みんな忙しそうにしているし、事実忙しいのだと思う。
しかし強弱はある。月初や月半ばと比較したら誰しもが忙しいんだろうけど、その忙しさ度合いには随分差がある。
これは役割によって、という話ではなくて同じ業務をしているのにチーム(拠点)毎で差が出ている。その差の話。

そもそも月末が忙しいのはどこでもある話で、よく分かる。
財務・経理作業、業績目標の締めでもあるし、在庫管理やら注文処理やら「ぬああ」ってなることは大体月末にまとまってくるからだ。

ということは、どうしたってしんどくなるのが月末。でも忙しいの種類にもいろいろある。
毎日30件の家に米俵を運んでいる中「よーし!今日は月末だから3倍の90件運びます!」そりゃないよ、って話である。そんなに運ばなくちゃいけないなら、普段から33件回るよ。

ということは、

まず1つタスクの分散が有効。月末に集中しがちなタスクを月初や月半ばに分散させる。いやいや、これは月末にしかできないんですよ。というのなら、最終日は米俵の配達はしない。身軽にしておくことが大切。

でもその前に「月末にしかできないんですよ」という所から疑ってかかった方がいいかもしれない。それ本当に月末にまとめてやらなきゃ駄目かな?日々事務的に観測してたら最後はチェックとボタンポチーで済むようなこともあるんじゃないかな。

ということも思い付きでやるとロクなことにならないので、予め考えておくことが2つ目事前の計画と準備。月末タスクに必要なリソースと情報は下調べしておかないといけない。となれば3つ目進捗状況を定期的に観測しておく必要もある。月末忙しいといえども、どれくらい忙しいか最終日に初めて箱を開けて知るなんてことはない。

という所まで済ませた上で、重要かつ緊急なタスクとそうでないタスクを分ける。やめてもいい業務はやめたらいい。
ここまでやって、その上でどれだけ困った状況か評価しよう。
更なるリソースを割く必要があるのか、はたまたシステムで何とかできることなのか、ここから考える。

  1. 問題の洗い出し

  2. 事前の計画と準備

  3. タスクの分散

  4. 進捗の定期的な観測

  5. 評価してみる

1年に12回の定期イベントが来るたびに「また今月もか」と過ごしていくか、「先月より良かった、来月はもっと楽に」と過ごしていくか。
人間目を覚ましている時間の内、半分は仕事に費やしている訳だ。みんながみんな「エブリデイ楽しく勤務時間を過ごそう!ああ今日もハッピーだなあ!」は難しいかもしれないけど、「毎日つまらない」は低いハードルを1つ跨ぐだけでも、それなりに回避できるんじゃないのかなと思ったりする。

お前の月末はどうなんだ

月末は忙しいのでnoteを書いている場合ではない。だから、月末投稿しようと計画をして予め書いておくことで分散させる。これが上手くいったと評価できれば継続して、イマイチだったなと思えばまた問題を洗い出せばよい。そして観測の後、評価してみる。

今月の投稿本数から見るに、どうもリソース不足のようである。


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