ルーマニアでも過去のこととなっていてよかった監視と密告体制「心獣」
<文学(101歩目)>
チャウシェスク政権での弾圧は、想像以上に凄まじい。
心獣
ヘルタ ミュラー (著), Herta M¨uller (原名), 小黒 康正 (翻訳)
三修社
「101歩目」は、ヘルタ・ミュラーさんは、チャウシェスク政権のルーマニアで常に強い発信をされていた作家です。
社会主義政権下での「息苦しさ」を発信していて、政権崩壊後の現在に読んでもとても心を突きます。
共産体制下の秘密警察・セクリタテアへの協力を拒否したため職を追われ、発表もままならなくな