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サイボウズ PeopleExperienceチームの活動

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サイボウズ 開発本部 People Experience チームのメンバーが投稿した記事です.
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記事一覧

スライドの見た目なおしプロジェクト - PDF に含まれるフォント情報からスライドアップロードサービス上で適切に文字が解釈されるかを知りたかった

サイボウズ株式会社 開発本部 PeopleExperience チーム Developer Concourse Unit の西原 ( @tomio2480 ) です.スライドをよくする会の活動報告記事です.スライドをよくする会とは,Web 上のスライドアップロードサービスにアップロードした PDF が正しく解釈され,文字起こしの文字化けや太字をはじめとする表示の乱れが消滅する未来を目指した取り組みです. pdffonts が吐き出す情報のみで機械的に判定することは難しそう最

一分間フィードバックめちゃくちゃ真似したい〜PHPカンファレンス小田原参加録〜

2024-04-13(土) に開催された PHP カンファレンス小田原に参加しました. 魅力的なところはあげ始めたらキリがないんですが,自分は 7 月にカンファレンスの主催を控えていることもあるので,標題のとおり「一分間フィードバック」について,メモをかねて感想を記録します. フィードバックを話者に伝える難しさ多くの技術カンファレンスには,トークセッションに対するフィードバックをなんらかの方法で伝える文化があります.代表的な方法には,会場内で対面で伝える,SNS への投稿

はじめてのIT勉強会in札幌で #LTooL を使った発表をしました! #hajimete_it

こんにちは。サイボウズ株式会社 開発本部 People Experienceチームの貴島(@jnkykn)です。2024年3月14日に、「#0.5 札幌開催:はじめてのIT勉強会in札幌」で@Gachal29さん開発のLTooLを使ってLT発表をしてきました。 はじめてのIT勉強会in札幌(2024)はじめてのIT勉強会が仙台で定期的に開催されていることは知っていたのですが、今まで日程が合わなくて参加できずにいました。いつか参加したいと思っていたところ、天野(@ama_ch

「なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか 〝ゆるい職場〟時代の人材育成の科学」を読んでみた

該当の本読むきっかけサイボウズの開発本部組織支援部のPeople Experienceチームというところに所属していて、開発系の従業員体験にまつわる仕事をしている 育成支援だったり、従業員体験向上につながる知見を得るために読んだ こんなことが書いてある本特に印象に残ったところZ世代について そもそも「Z世代」とひとくくりにできるような世代じゃない 「不満」はないけど「不安はある」 他、さまざまな調査結果と切り口で考え方や行動を紹介してくれている(それもあくまで一例の

エンジニア若手メンバーがキャリアに迷わず自走できる環境を目指して(探求編) #3

こんにちは!北地(@tos_kitt)です。 前回の記事に引き続き、"People Experienceチームが取り組む"若手メンバー向け育成/成長支援" の取り組みについてご紹介します。今回は改めてコンテンツを検討・実施した結果どうだったのか、また実施した結果の振り返りをご紹介します。 ターゲットに刺さりそうなコンテンツを再検討前回若手メンバーからもらった意見を基に、改めてコンテンツの検討を進めました。 まず意見出しの中で、"技術面で自分の強み弱みがわかると良い" とい

サイボウズの技術広報のお仕事

サイボウズで技術広報っぽいことをしています。@sakay_yです。 2017年くらいからやってます。 突然ですが、技術広報やDevRelってなんなんでしょう。どういう人のことを指すんでしょうか。 世の中の技術広報やDevRelと呼ばれる皆様のアウトプットをたくさん拝見しました。アドベントカレンダー、大変興味深ったです。(今年は私も参加します!) DevRel Guildにも参加させてもらいました。ありがたいです。 そうやって、あれこれインプットした話と私たちの活動を見つめ直

エンジニア若手メンバーがキャリアに迷わず自走できる環境を目指して(探求編) #2

こんにちは!北地(@tos_kitt)です。 前回の記事に引き続き、People Experienceチームが取り組む"若手メンバー向け育成/成長支援" の取り組みについてご紹介します。前回は取り組みの背景や実現したいことをご紹介しましたが、今回は問題に対して取り組んできたことについて記載します。 問題に対してどうアプローチしてきたか私たちの組織では "若手メンバーがキャリアに迷わず自走するための環境が整っていない" ことを問題として捉えました。 では、この問題に対してどう

スライドの見た目なおしプロジェクト - SpeakerDeck cybozuinsideout 調査編

サイボウズ株式会社 開発本部 PeopleExperience チームの西原 ( @tomio2480 ) です.以前,自分の手元では問題ないスライドが,スライドアップロードサービスにアップロードしたそばから意図しない見た目になったり,文字起こしが文字化けしてしまったりと,アクセシビリティの観点からよくない事例が起きてしまう件について記事を書きました. あれから地道に Cybozu Tech にアップロードされているスライドを目 grep して,問題箇所等を見つける時間をと

エンジニア若手メンバーがキャリアに迷わず自走できる環境を目指して(探求編) #1

こんにちは!北地(@tos_kitt)です。 今回からしばらく、People Experienceチームの活動の一つである人材開発について発信します。その中でも"若手メンバー向け育成/成長支援" の取り組みについてご紹介します。複数記事に分けて投稿予定です。 なお、この取り組みについては現在模索・試行しながら進めている段階で、まだ確立したやり方にはなっていません。この取り組みにご興味、アドバイスなどありましたら、ぜひ一緒にお話させてください。 この取り組みを行なうことになっ

PXチーム誕生の背景と現在の主な活動

こんにちは!北地(@tos_kitt)です。 前回の記事ではサイボウズ 開発本部 People Experienceチーム(以下、PXチーム)をご紹介しました。今回はPXチームの成り立ちをもう少し掘り下げた後、現在どのような活動を行なっているかについて述べます。 PXチーム誕生の背景前回の記事でも少し触れましたが、現在のPXチームは2022年5月に誕生しました。この頃は開発本部の組織体制が変わろうとしているタイミングであり、その変化の一つとして誕生したものでもあります。 開

サイボウズ開発本部 People Experienceチーム のご紹介

はじめまして!サイボウズ 開発本部 People Experienceチームの北地(@tos_kitt)です。本ブログでは、私が所属しているチームや担当業務に関する話題を中心に発信予定です。これから徐々に投稿予定なので今後とも宜しくお願いします。 さて、初回記事では所属チームに関するご紹介を行ないます。私は開発本部People Experienceチームに所属していますが、まずPeople Experienceとは何か、開発本部 People Experienceチームはど

#NoMaps2023 にて道北の情報技術教育について語る会をやります(9/16-9/17) #ITエンジニアの自由と繋がりの力 #CybozuTech

サイボウズ株式会社 開発本部 PeopleExperience チームの西原 ( @tomio2480 ) です.今年も NoMaps カンファレンスの時期がやってきました.サイボウズは NoMaps2021,NoMaps2022 と続いて NoMaps2023 にも協賛し,一枠のセッションを担当いたします. 今年はゲストスピーカーとして,名寄高校情報技術科の藤村先生,旭川工業高校情報技術科の小檜山先生にお越しいただきます.日時は 9/16(土) 17:00 開始,場所は

制作されたスライドの真の姿を伝えたい〜VSフォントは終わらない〜

サイボウズ株式会社 開発本部 People Experienceチーム内 コネクト支援チームの西原(@tomio2480)です.みなさんはスライドアップロードサービスを利用したことはあるでしょうか.ここで言うスライドアップロードとは,たとえば,SlideShare,SpeakerDeck,Docswell のようなサービスのことを指します. サイボウズでは開発本部,運用本部,サイボウズ・ラボの皆さんが発表資料をアップロードされる度に,掲載許可をいただけたものに関して Cyb