見出し画像

上電サイクルトレインと赤城南麓サイクリング

モニターツアー初日のレポートはこちら。

https://note.com/cycling_running/n/nfd809192342f

胃袋はもちろん、心も満たしてくれる白井屋ホテルのディナー。アートなデザイナーズルームでぐっすり身体を休めて迎えたモニターツアー2日目の朝。モーニングは1階のオープンスペースでいただきます。

DSC_3458 のコピー

DSC_3461 のコピー

和洋からお好きなプレートを選べるとのことで、和と洋を1つずつ(2人で)いただきました。素材の味を楽しめるクオリティの高いモーニングに朝から大満足。

スクリーンショット 2022-03-20 22.05.17

それと忘れてはいけないのが、ホテル内に入っているベーカリー「白井屋ザ・ベーカリー」。美味しすぎて、今回の滞在中に随分と食べてしまいました! 食べることに夢中で写真取り忘れた!

スクリーンショット 2022-03-20 22.04.33

さて、この日は、シェアサイクル「あかぎCogbe(コグべ)」でのサイクリングを楽しまみます。そして、赤城南麓を東西に走る上毛電鉄をサイクルトレインとして利用して、途中の赤城駅と西桐生駅の2カ所で下車して、それぞれのエリアでサイクリングを楽しむというもの。普段サイクリングをしていない人にとって、興味あるエリアだけをピンポイントで楽しめるのがサイクルトレインの良いところですね。

スクリーンショット 2022-03-20 22.13.23

スクリーンショット 2022-03-20 22.07.20

しかも今回のあかぎCogbeは、新たに導入されたばかりの本格e-BIEK。ブリヂストンサイクルが開発したクロスバイクタイプの電動アシスト自転車「TB1e」は、誰でも乗りこなせるのに、山岳の多いロングライドにも対応する高性能が特長。走行中に自動充電する機能が付くためバッテリーの延命が可能。今回のような1回15km程度のライトなサイクリングだけでなく、100km近いロングライドにもおすすめできるため、赤城山頂(大沼など)へのヒルクライムや赤城山1周ライドのチャレンジも後押ししてくれそう。

スクリーンショット 2022-03-20 22.10.02

ここ前橋では見慣れた光景の上電のサイクルトレイン。全国的にまだイベント的に実施して注目される程度の普及を考えると、日常化している上電はすごい。中央前橋駅の改札をTB1eを押してホームへ。

スクリーンショット 2022-03-20 22.13.47

スクリーンショット 2022-03-20 22.14.02

ツアーご一行、総勢20名全員がTB1eに乗っているので、車内もさすがにビッシリ! 通路が自転車で埋まってしまって、まるで、我が家の自転車部屋のよう・・・。なお、上電では自転車を乗せられるのは後部車両(2両編成)のみとなっている。

スクリーンショット 2022-03-20 22.16.01

スクリーンショット 2022-03-20 22.17.18

さて、この日もサイクリング日和で、赤城の山容もいと美しき。赤城駅で下車すると、この地域は前橋市の隣市である「みどり市」。もう一つのローカル線、わたらせ渓谷鐵道が走り、渡良瀬川と渡良瀬ダム周遊サイクリングを楽しめるエリアだ。今回は、わずか10kmほどながら起伏のあるルートを繋ぎ、e-BIEKの性能を存分に感じながらのサイクリングになった。

スクリーンショット 2022-03-20 22.19.33

紅葉時期は美しさが増す渡良瀬川の高津戸峡。今回、その先に架かる橋「はねたき橋」を渡って、浅川大橋までの開放的なロケーションを満喫。

スクリーンショット 2022-03-20 22.18.24

スクリーンショット 2022-03-20 22.18.48

スクリーンショット 2022-03-20 22.22.28

スクリーンショット 2022-03-20 22.22.13

スクリーンショット 2022-03-20 22.18.34

スクリーンショット 2022-03-20 22.19.11

こんな激坂でもTB1eなら余裕綽綽! 激坂を登り切ったら今度は爽快に坂道を下っていきます。渡良瀬川を望むロケーションは抜群。

スクリーンショット 2022-03-20 22.23.17

スクリーンショット 2022-03-20 22.25.00

その後、老舗醤油蔵として人気の「岡直三郎商店」へ。木桶仕込で作られる天然醸造。創業当時からの大きな木桶にこだわっているそう。醤油ソフトクリーム、お土産も色々選べて、サイクリング途中の楽しい立ち寄りスポットとしてオススメだ。lこちらもあかぎサイクルオアシス店なので、サイクリストウェルカムです。

スクリーンショット 2022-03-20 22.23.55

スクリーンショット 2022-03-20 22.24.07

スクリーンショット 2022-03-20 22.24.19

スクリーンショット 2022-03-20 22.24.37

スクリーンショット 2022-03-20 22.26.25

スクリーンショット 2022-03-20 22.26.39

ランチは、赤城駅近くで群馬郷土料理のひもかわうどんが看板メニューの「葛葉茶寮」。広く平べったい麺の由来は諸説あるようだが、織物の産地(隣町が桐生)らしく、川で織物を洗った時に似ているから説が個人的にはしっくりくるような。

スクリーンショット 2022-03-20 22.27.46

スクリーンショット 2022-03-20 22.28.20

スクリーンショット 2022-03-20 22.28.07

ランチ中はお店の駐車場にTB1eを駐輪。利用のためのアプリを入れたスマホ上で施錠のロック&リリースができるので安心だ。

スクリーンショット 2022-03-20 22.30.24

こちらの動画は、前橋シェアサイクル「Cogbe」と、電動クロスバイクタイプ(TB1e)のシェアサイクル「あかぎCogbe」に乗ってサイクリングした時の様子を簡単にまとめた動画です。


スクリーンショット 2022-03-20 22.10.58

スクリーンショット 2022-03-20 22.11.13

ランチ後は、赤城駅から西桐生駅へ再びサイクルトレインで移動。車両は、これでもかとばかりにタイガー祭り。2022年が寅年だからということでタイガー列車! サイクルトレインだけでなく、こうして利用客を楽しませてくれる上電。子供が大好きなトーマス列車なんてあるけど、上電も負けてないね。ますます好きになってしまう。

スクリーンショット 2022-03-20 22.33.30

スクリーンショット 2022-03-20 22.33.18

スクリーンショット 2022-03-20 22.33.41

桐生といえば、織物の街。かつて織物産業として栄えた街は、今もその歴史を随所に見て感じることができる。

スクリーンショット 2022-03-20 22.34.34

その代表が、ノコギリ屋根の工場だ。聞けば、連なる三角屋根から差し込む陽光が、屋内で織物作業をするには適しているとのこと。今では酒・味噌・醤油の醸造・保管としても活用されているようだ。

スクリーンショット 2022-03-20 22.40.41

スクリーンショット 2022-03-20 22.48.28

スクリーンショット 2022-03-20 22.41.52

スクリーンショット 2022-03-20 22.41.02

その後も、歴史ある寺社やレトロ感たっぷりな街中を楽しみながらサイクリング。そんな中、訪れた三角屋根のレンガ造りが特徴的な「ベーカリー・カフェレンガ」。赤城山麓の歴史の街、桐生をサイクリングしたら是非立ち寄りたいスポットだ。

スクリーンショット 2022-03-20 22.36.47

スクリーンショット 2022-03-20 22.35.17

スクリーンショット 2022-03-20 22.36.10

さらに、道を挟んで向かいには、大正明治の日本家屋をリノベーションした「四辻の斎喜」。こちらでは甘味も楽しめる。欲張り性?なので、短時間の滞在だったにも関わらずベーカリー、抹茶、お汁粉セット共にお腹に入れてしまった。

スクリーンショット 2022-03-20 22.36.22

スクリーンショット 2022-03-20 22.37.00

スクリーンショット 2022-03-20 22.37.15

今回のサイクリングツアーも最終立ち寄りスポットへ。織物の歴史を見て聞いて感じられる「桐生織物記念館」。今回の桐生エリアのサイクリングの締めにふさわしいスポットでした。

スクリーンショット 2022-03-20 22.44.52

スクリーンショット 2022-03-20 22.46.22

スクリーンショット 2022-03-20 22.45.23

スクリーンショット 2022-03-20 22.45.13

記念館から外に出ると、すでに夕陽が傾き出して、2日間のツアーも最終盤。西桐生駅でTB1eとはお別れして、上電で一路中央前橋へ向かい随時解散となりました。

スクリーンショット 2022-03-20 22.47.38

さてさて、モニターツアーはこれにて終了。およそ10年前にはじめて赤城山ヒルクライムを走り、その後、前橋赤城エリアのサイクルツーリズムの取材を重ね、昨年の秋には赤城山1周広域ロングライドも体験。そして、今回は非サイクリスト視点で組まれたツアーを体験することで、新たな赤城山麓エリアの魅力をたくさん知ることができた。赤城に限らずサイクリストとして取材を続けていると、どうしてもその一視点からしか物事を考えられなくなりがちで、アイデアも乏しくなるリスクがあるが、前橋赤城エリアに関しては広い視野でこれまで体験したことを俯瞰しながら考えることで、今後のさらなるサイクルツーリズムのお手伝いをできるのではと考えた次第だ。

スクリーンショット 2022-03-20 22.52.59

2日間、共に過ごしたモニターツアーのお仲間、そしてアテンドしてくださった皆様、ありがとうございました。春到来、今年も赤城山麓へサイクリングへ出かけようと思います。

上毛電気鉄道


あかぎサイクルオアシス


あかぎコグべ(Akagi cogbe)















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?