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しなまみ〜広島、食い倒れ輪行2024

3月末、しまなみ〜とびしま〜呉〜広島を自転車で走ってきました。
これまでしまなみでは雨に祟られがちだったのですが、今回は念願の晴れ!
最高のロケーションを目一杯堪能してきました。

今回の工程(自転車走行はおよそ180km)

今回の工程

・東京から松山まで、高速バスで移動
・松山から波止浜まで予讃線で
・波止浜から大三島まで自転車
・大三島から岡村島までフェリー
・岡村島から呉、広島まで自転車
・広島で観光→東京まで新幹線


東京〜松山

東京から松山までは高速バスで移動。
今回もコトバスエクスプレスさんを利用させていただきました。
およそ12時間のバス移動でしたが、大変快適に過ごさせていただきました。

バスタ新宿 21:15発


松山駅「かけはし」のじゃこ天をテイクアウト

バスが予定より遅れて、松山駅に到着したのが午前9時28分。
松山発、今治方面行きの予讃線の出発時間が9時36分。
猶予は8分!

本当は駅でじゃこ天うどんを食べたかったのですが、切符を買って、改札を抜けた時点で9時32分。
残り4分じゃさすがに無理だろ…という感じなのですが、松山駅の「かけはし」さんはうどんのテイクアウトもやっているのです。

俺「すみません! 3分後に電車出ちゃうんですけど、じゃこ天うどん、間に合いますか!?」
お姉さん「てんちょー!」
店長「あいよー!」

ほんと慌ただしくてすみませんでした💦
2分ジャストでうどんを用意していただき、うどんをひっくり返さないようそろ〜っと、かつ、だだだ〜っと移動して、本当の本当に滑り込みセーフ。
無事予定していた電車に乗ることができました。
気分はもう鉄郎。

ホームを走ってはいけません!(走ってないです)
テイクアウトのうどんはラップと輪ゴムでがっちりガード。
汁は1滴もこぼれていませんでした
汁をこぼさないよう、まずはつつーっと汁を吸ってからいただきました。
うどんもだしもじゃこ天も美味しい!
(電車のなかでうどん食ってるの俺だけだった…)
車窓より
予讃線波止浜駅に到着
波止浜駅にて


波止浜でもうどんを食うぜ

しまなみに来た時には必ず寄らせていただく「松製麺所」で早めの昼食。
うどんの後にまたうどん。全然平気。平気の平左。

今年はざるうどんにしました。
(前回はしょうゆ、前々回はぶっかけ+釜玉)
つやつや!
うまい。うますぎる。どっちもふわふわ。
イカ(左)、穴子(右)


晴れのしまなみ海道は最高!

しまなみ海道の入口。「私は帰ってきたー!(お約束)」
来島海峡大橋の上から(今治方面より)
来島海峡大橋の上から2
大島外周ルートより。海がめちゃくちゃきれい
大島外周ルートより2
内陸部を抜けまた海に出る
伯方島の道の駅
伯方島・開山公園の展望台より
ソメイヨシノの蕾。1週間後、すごいことになってるだろうな〜
大三島上陸! 河津桜(?)は満開でした
大三島のレモネード専門店「果輪弥(かりんや)」さん
スタンダードのレモネードをソーダ割りで
ちょうどよい甘さとレモンのさわやかさでリフレッシュ!
大三島の道の駅にある「サイクリストの聖地」の碑
宿の前を素通りして、大山祇神社に参拝
大山祇神社の境内
樹齢2600年といわれる楠の御神木
大山祇神社に隣接する道の駅「御島」
柑橘類がたくさん! しかも安い!
民宿なぎささん(2度目の利用)
広島のお酒、白牡丹(はくぼたん)
キリッとした飲み口で大変に美味しい
鯛のお頭のあら煮。超絶美味しい

これで1日目は終了!
今回のテーマは「寄り道」でした。
大島では外周を走り、伯方島では開山公園へ。
大三島では果輪弥さん、大山祇神社などなど。

これまでわりと「先へ先へ」と急ぐツーリングが多かった自分ですが(天気に恵まれなかったせいでもある)、今回はしまなみの道中をじっくり楽しむことができました。
お天気に感謝!


宗方港〜岡村島へ

宗方港務所
船を待つ
およそ20分の航海
岡村島に到着〜
写真中央が中ノ島、その先に平羅島、その先に大崎下島
やっぱ海が綺麗。地元の方も「今日は特別きれいだ」と言っていました
(雨が続いたあとの晴れはきれいになるらしいです)
岡村島までは愛媛県、中ノ島は広島県
大崎下島・御手洗地区の案内板

江戸時代に入りしばらくすると、日本海から瀬戸内海を通り、大阪へ荷を運ぶ西廻開運が開発され、大崎下島(古くは御手洗島)はこのころ風待ち潮待ちの港として急速に発展しました。
その頃、立派なお屋敷がいくつも建てられ、その姿を今に残すのがこの御手洗地区で、重要伝統的建造物群保存地区として保護されているのだそうです。

まるで江戸村ですが、現地の方の生活の場でもあります
「愛のバラード(映画「犬神家の一族」のメインテーマ)」が聴こえてきそう
窓ガラスの意匠が素敵
港町らしい光景も
いっぬが落ちてた
完全無抵抗主義。「うむ、撫でるがよい」


大崎下島〜呉

動じないカモメ
たまには山方面も
今回、大崎下島は島の南岸を走りました
猫もいるよ
豊浜大橋を渡って豊島へ
豊島は北岸を
豊島大橋からの眺め
上蒲刈島のいちご直売所。大粒のいつご、15個で1000円。安っ!
蒲刈大橋を渡って下蒲刈島
下蒲刈島の次はいよいよ本州
下蒲刈島と本州をつなぐ安芸灘大橋
安芸灘大橋から呉方面をのぞむ
本州上陸!
185号線を西に進んで呉へ
呉市街に到着〜!


呉、宮川食堂で中華そば

呉に来るのは今回で3回目。
いつもどこでお昼食べようか悩むのですが、前回食べて忘れられなかったこちらのお店で中華そばをいただきました。

宮川食堂さん
中華そば 500円(2024年3月現在)

あっさり目のスープ。極細の麺。シンプルな具。
この融合がたまらなく美味しいんですよねー。

宮川食堂さんではほかにうどんとおでんもあります。
おでんの種類はてんぷら、かまぼこ、こんにゃく、玉子の4種類でそれぞれ1本100円(2024年3月現在/メニューに種類は書いていないので注意)。
いつかうどんも食べてみたい!


呉〜広島

呉から広島まではおよそ20km。
足にまだ余力があったので、そのまま走っていくことにしました。

呉〜広島間はほぼ海沿いを走るので気持ちいい
比治山公園のトンネルを抜けると広島市街
路面電車に出会うと「広島到着〜!」という気分になる

無事に広島市街に到着!
まずはホテルにチェックインし、シャワーで汗を流します。
腕が少しひりひり。焼けたなぁ。


広島、源蔵本店舟入店さんで晩御飯

おいらの好みにストライク!
揚げ出し豆腐(うまい)
いわしの天ぷら(まちがいない)
刺身定食
もちろんうまい!

広島に来たらやっぱりお好み焼き!
…も良いのですが、やっぱり魚がうまいんですよね。
今度は牡蠣の季節にも来たいなぁ。

これにて2日目終了!
お酒2合飲んだらもうフラフラで、ホテルに戻ってそっこー寝ました。


似島に渡ってみよう

3日目。今回は広島港から似島に渡ってみました。

朝食は朝7時開店のパン屋さんで買ってきたパン
(味の濃いものばかりになってしまった)
広島市街地は川に囲まれていて、その風情がなんとも好き
広島港から似島に向かう
似島の象徴、安芸小富士
島のねこちゃーん
外周はおよそ10km。反時計回りに周ります
牡蠣の養殖場
似島歴史資料館

似島に渡る船で知ったのですが、似島には戦中、防疫所があったそうです。
8月6日、広島に原爆が落とされたあと、およそ1万人もの被害者が担ぎ込まれましたが、もはや手のほどこしようがなく、多くの方は似島で亡くなりました。
そしてその大部分は島に埋葬されたのだそうです。

そういった歴史を展示するための施設が似島歴史資料館です。
展示は少しでしたが、島から発掘された遺品(ボタンやバックル、薬の瓶)などは、ぐっと胸に迫るものがありました。

慰霊碑
慰霊碑の開設
島のねこちゃーん
ねこちゃーん
ねこー
似島から広島へ

広島港を8時半に出て、似島に8時50分着。
資料館に寄ったり、ねこちゃーんの写真を撮ったりしながら島を一周して、元の港に着いたのが10時ジャスト。
10時15分、似島発のフェリーに乗って広島に戻りました。

お昼まで少し間があるので、広島港の東側。
橋伝いで行ける宇品島にも行ってみました。
島の外周は車では入れない細い道でしたが、自転車は走ることができました。

岩が地震などで圧縮されてできた「断層」
夕方に来て夕日を楽しむのにいい場所かも
広島に来たら、やはり雁木に寄らないと!
目当てのお店が開くまで、しばしのんびり…


穴子を食す!

広島は穴子も名産だって知ってましたか。
私は知ってましたよ。

ただ、とくに厳島神社周辺には有名なお店が多いのですが、めちゃくちゃ混んでるんですよね。
とても2時間は並べない…と思っていたのですが、偶然市街地で穴子を食べさせてくれるお店を見つけることができました。

穴子重

めちゃくちゃうまい! うーまーいー!
穴子も美味しいし、酢飯の味も好み!
絶対また来たい。いや、来る!


さらば広島、また来るぜ!

やっぱ広島、いいなー。堪能した!
やはり海はよい。きれいだし、美味しいものは多いし。
また来年も来れるよう、お小遣い貯めよう。
仕事がんばろう!

広島駅。はじっこのほうで自転車を輪行袋に詰める
並んだ700系2台。かっこいー!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまたー!

ちなみに今回の写真はすべてこのカメラで撮影しました。
10年以上前の機種をヤフオクでお安く買ったのですが、いかがだったでしょう。
さすがに解像度に難のあるものもありますが、なかなかきれいに撮れてたなと思いました。
雨の日や山行などにはこれでいいかも。

終わり

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