ディープホイール色々

画像1 日本で自転車に乗ると信号で停まってばかりでなかなか平均スピードがあがらないですね。アメリカの田舎道では信号がほとんどないので、距離105km, 獲得標高947m, 平均スピード31.2kmhとかで走れます(https://www.strava.com/activities/10355017591)。体重64kg, 平均ワット184wなので大したものではないのですが。こっちでは大体みんな体重75kgで平均210wとかよく見かけます。
画像2 平日は200w, 平均スピード32-33kmh程度で近場を走っています。このYouTubeにて平均30kmh行くのが大変だとか言っているのですが(http://tinyurl.com/mrys3fa3)。日本の都市部だと昼休みに距離50kmとか走れないでしょうし、鍛えきれないのかなと。バージニア州には平均30kmh以上の人は結構います。自分は年間1万マイル、大体16,100kmを走っています。
画像3 どんなロードバイクかって?全て自組で、ホイールもスポーク、リム、ハブから組み立てています。
画像4 自分で組むと安くて軽いという。値段は$500-700 set、重さは56.5mmディープで内径21mm、外形30mmの前後セットで1412g。こんな感じでこれまでに15ペアのホイールを組み立てました。一つ一つが安くてもこれだけの数を組むとさすがに100万円以上のコスト。でもリム一本だけだと$170程度なのでついつい買ってしまいます。最近ではアクセスホール無しのリムを使用。なのでリムテープ無し(-7g / ホイール)でチューブレスが運用できます。リムテープを1年以上使っていると穴が開く場合があるので。
画像5 ホイールはこんな感じの半地下で組み立ててます。地下スペースだけで140平米。家全体だと440平米というアメリカンサイズ。この写真の中だけで11本のホイールがあります。残りはガレージにて3台の自転車にとっかえひっかえ装着して、風の強さやコースに応じて切り替えています。
画像6 これは65mmディープ、22mm内径Hookless、30mm外径 452gのリム。色々の深さ、幅のリムを試して分かったのは重量が460g以上あると、1-2%の上りで既に遅くなる。最も軽いリムで35mmディープで370g。88mm ディープリムだと600-640gあるわけで。以前88mmディープのTTバイクと競争になって、平地ではこちらは270-300wキープしないとドラフティングにつけなかった。でも2%の上りセクションになると、180wで楽々ついていける。なのでそこで400w出してブッちぎりました。
画像7 88mmディープ、600gリムのリアホイールも組み立てたのですが、上りが遅すぎて全く使ってないという。最近はリアは65mmディープで決まりました。ただ内径が19mm, 22mm, 25mmと3種類あって、乗り比べてもどれが速いのかいまいち分からないという。タイヤの形も重要で、corsa speed 25mmを内径22や25mmに入れても速くならない。Corsa speedは内径19mmが一番早い。内径22, 25にはGP5000 STR 28mmを入れてます。
画像8 パワーメーターがあるのだから無風の日にトラックを乗って3種類のリアホイールを比較したいと思いつつ。日々の忙しさに流されていってしまいます。もう今年もクリスマスですね。12月ってどうしてこう慌ただしいのか、謎です。ちなみに35mmディープのリムは時速40kmh以上での伸びが悪くて、上り以外の用途がないという。

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