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徒然なるままに、で、和洋中まぜこぜ(笑)。

 行く料理のながれは絶えずして、しかも本の料理にあらず。冷蔵庫に澱む忘れさられしものども、奥底に潜みて久しく表れることなし、なんて。って徒然草ちゃうやろ、って。鴨長明さんごめんなさいの方の方丈記をぱくっ、ですね。あやしゅうこそ物狂おしけれ、はあってますがwww。
 いえ、何の話かって申しますとですね、いつものように怒涛の家事曜日はだいたい定番メニューでお茶を濁すのが高齢化、って日本社会を憂いてどないすんねん、恒例化してて。で、じゃじゃ麺(炸醤麺)と何かかな〜、とお買い物へ。で、材料買い揃えた後に見つけてしまったのでござりまする。切り口も美しい極安の筍さまを。幸運の女神は二度微笑まない、って言いますし、もうこれを逃したら今年はお目にかかれないかもの長明さんで、筍もお連れして。
 で、買ったもの冷蔵庫にぽいぽいしてたら、先日ティラミス作った残りのマスカルポーネが鎮座ましましていたのでございます。ぼちぼち食べんと痛むで〜、って訴えてらして。滅多に買えないものを捨てることに、なんてなっては一生の不覚。ま、しょっちゅうやってますがwww。
 といいうことで、これも使い切ることにして、と行き当たりばったり、徒然なるままに流れに浮かぶうたかたのように和洋中揃い踏みになってしまった、な今日のお話。ま、ばかばかしいお話ですが、御用とお急ぎでない方は最後までお付き合いいただけると嬉しゅうござりまするぅ〜〜〜〜。

和の章

 筍、そんなに調理法たくさんあるわけではないようで、何のお出汁使うか、とか味付けとか家々でそこそこ違ってて、イェイ、なんて言ってる場合ではないのですが、由緒貧しい山地方のやり方ベースにちょっとだけ上品気取ってみたかったんですぅ、な感じで。

筍のえぐみ取りと下茹で

 掘り立ての筍ならまんま埋め火で焼いて、山葵醤油とか最高なんですけど。節間に日本酒入れてぬる燗にして、そのまんま筍は齧ってアテにする、なんて山賊さながらのもいいんですが。ま、管理された竹林でないと掘るのは地獄見ますね。根切り大変だし、40~50cmは掘らないといけないし。
 お店で400~500円してても作り手は100円くらいしか入らない、ってことは1時間に10本掘ってやっとコンビニ店員の時給くらい!手入れの手間とか運ぶことまで考えるとなんぼ頭下げても下げ足りない気がしますね。

切り口が綺麗だったので、掘ってからまだそんなに時間がたっていないものだったようで。
食べるところも多かったので、当たりでした。おっきくても皮ばっかりの時もありますからね。

味付け

 鰹節の出汁、薄口醤油、みりんで。なんとなくですが関西の方は昆布出汁のことが多いような。いい筍だったので、ほんのりした薄味に仕上げてます。1日目はそのまま食べて、残りは後日に筍ご飯に。油揚げいれるのがうちの定番。

筍の味を引き立てるくらいの最低限の味付けで。お出汁は少し濃いめに。
ちなみに出し殻の鰹節はちょろっと醤油と柚七味入れておかずにしてます(笑)。

炊き立てはそのままで。

 後日味が染み染みになったころに筍ご飯で。炊き上がったら少し温めておいた筍入れて混ぜて、もう一度炊飯スイッチ入れて10分くらい再加熱するといい感じにお焦げができて香ばしくなります。ってそこまでやるなら土鍋で炊けってね。いえ、お仕事しながらで時間がなかったので、って言い訳ですがwww。煎り胡麻ぱらっとさせて。

あいからわずのまっ茶っ茶。
木の芽とか添えられると香りと彩でいいんでしょうけどね。

洋の章

 マスカルポーネの使い道はいろいろあれども♪、ですが、なんせ時間がない家事曜日。とは言え、ティラミス再度というのも芸がなさすぎなんで、クレームブリュレにすることに。🇮🇹のチーズを🇫🇷のスイーツに使ってええん?って、一応レシピいくつかあったんで、ま、よしとしてくださいませ(笑)。
 そう言えば初めてこの名前聞いたとき、新手のクレーマーのことかと勘違いして思わず、、、いえ、以前クレーム対応してたことがあって、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、臥薪嘗胆、しちゃいけませんね。ま、良い経験でしたが、どうもクレームって聞きくと、って何の話やねん、ですねwww。ま、作り方はほとんど混ぜるだけだしご存知の方も多いと思いますが。

クレームブリュレの生地を作る

材料はこれだけ。諸般の事情で、牛乳:生クリーム=1:1で、って慧眼の方はおわかりかも、ですが、ティラミス作った時のあまりです(笑)。こっちも賞味期限来るで〜、だったんで一石二鳥、二兎を追うもの一兎も得ず、ん???なんか違いますね(笑)。

混ぜてる時のマーブル模様にキュンキュンしてたり。墨流しとか大好きです。。。
って、やっぱり変態かも(泣)。
バニラビーンズ入れるのが本来らしいんですけどね〜。
目の玉もお財布もひっくり返るようなお値段してますしね。

仕上げ

 グラニュー糖まぶして炙ってカラメリゼ、、、の筈が。やっぱりポケットトーチのミニミニ火炎ではヒトカゲ@ポケモンが頑張ってますねん、な感じで。やはり邪悪な一族の末裔を復活させねば、、、って街ごと焼き払ってどないすんねん、ってね(笑)。

炎がちっちゃいんで時間がかって均一にならなくて、ひとつ仕上げ切らないうちにボンベ(ライター)一本使い切ってしまって(泣)ちゃんとしたバーナー買わんといかんかな〜、でも滅多につかわんしな〜、って悩みは海よりも深く。
真鱈模様のカラメリゼしきれてないところと焦げ焦げのところが。。。
ま、食べてはそんなに気にならなかったですが。

中華の章

もうサムネご覧になるだけでバレバレというか、またですか〜、な。茄子入れて増量&味変してるのもいつも通りで。
うちではじゃじゃ麺って言ってますが、これだと盛岡じゃじゃ麺っぽい響きですね。甜麺醤の代わりに八丁味噌使ってる以外は炸醤麺(ジャージャー麺)の方が近いかも。もし、作り方をお知りになりたい、なんて奇特な方がいらっしゃったらパスタ一年分お送りしちゃいます〜、って、いらねなんて言われたりして(泣)。

リピが多いってことは飽きられてないってことで、ま、飽きないお味ってことで、って喜ばしいことなんでしょうね、って違うものつくれんのじゃ〜、って何回目のぼやきでしょうね。知らんわ〜、ってね(笑)。

後書き

 冷製に、って、じゃじゃ麺ちゃうって、冷静に考えると、このぐちゃぐちゃは何?ってね。むちゃくちゃでんがな〜、こんな組み合わせあらへんで〜、って、ここ笑うところでっせ。いえ、お笑いください。お願い笑って、ってなんやねん、ですね。いえ、笑っていただかないともう立つ瀬がないっていうか、っていうならこんなん作るな〜ってね。失礼いたしました〜。
ちなみに今回不評は買ってません。不思議ですね〜(笑)。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
明日からも素敵でありますように。
一刻も早く世界が平穏になることを祈りつつ。

一気に満開になった木香薔薇。初夏の趣。


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