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【開催レポート】想像力で新しい未来を作ろう!〜あなたのアイディアが未来の当たり前になるかも〜

サイボウズ社長室の前田小百合です。
本記事は、サイボウズらしいワクワクする学びの場を創ろうプロジェクトで企画した「想像力で新しい未来を作ろう!〜あなたのアイディアが未来の当たり前になるかも〜」イベントの開催レポートです。

■どんなお子さんが集まったの?

今回はいろんな場所から3名のお子さんが集まってくれました。
山形県、愛知県、滋賀県から参加とのこと。

■まずは加藤さんから自己紹介

加藤さんから自己紹介。
加藤さんは学校の先生。生まれた場所や今住んでいるところ、好きな食べ物、好きなスポーツ、好きな漫画について話してくれました。

とても柔らかな物腰の加藤さん。

また、実は加藤さんは、高校受験に失敗し1年浪人するという珍しい経験の持ち主。
「先生です」と言うとちょっと構えてしまいますが、こういう失敗談をカジュアルに話すことで、距離がグッと縮まりそうです。
この経験を、よく生徒にもお話しすると言う加藤さん。
「この時はね、もう人生終わったと思ったんだよね。でもね、人生いろいろ、いいことも悪いこともあるけど、全部人生のプラスな経験になるんだよね」と。沁みるメッセージですね。

■次は自己紹介ゲーム!

自己紹介をしますが、1つウソを入れないといけません。
お子さんたちニヤリ😎

ウソを入れる!?

1つウソを入れますが、それに関するエピソードも添えなければなりませんので、なかなか高度です。

まずは加藤さんから

まずは加藤さんが、再度ウソを1つ混ぜ込んだ自己紹介をします。
「学校の先生をしているくせにウソをつきました。ごめんなさい🙏」というコメントも添えつつ。

そしてお子さん当てようと試みますが、エピソードが細かく、残念ながらお子さんたち皆さんハズレでした!
加藤さん、さすがです。

次はお子さんたち

それぞれお子さんの自己紹介に進みます。
どれがウソなのか、他のお子さんも大人も一緒に考えます。
当てるのはなかなか難しかったです!
ウソを考える方も、当てる方も楽しいですね。
皆さんでお話しすることに慣れてきた感じです。

■想像(妄想)を楽しもう♪

「なんか不便だな〜」「こうだといいな〜」と思うことから新しい発想が生まれるよ、というアイディアから世の中は変わってきているんだよ、と加藤さん。

ワクワクがキーワードですね。

まずは練習問題から

加藤さんが、中学生と一緒にやったことがあるこの問題を一緒に考えます。

「1つでも2つでも、思いつくだけ挙げてみよう」ということで1分間のシンキングタイム⏰

お子さんたちから出てきたアイディアがこちら。
「ゴミ箱をより多く設置して、ゴミを捨てやすくする」

「花のトリックアートを設定する」
どこかで聞いたことがあったなぁと思って出したとのこと。
これは、「綺麗な場所にゴミは捨てられない」ということを狙ったものとのことです。

「思いつきませんでした。ごめんなさい」
そういうことってありますよね。でもなかなかこれをはっきり言えない場面ってありますよね。モジモジしちゃうということも。
これをきちんと表明できること、できる雰囲気があることがなんか素敵だなぁと思いました。

加藤さんによると、「罰を作って守らせるというアイディアが一番最初に思いつくことが多いんです。」とのこと。
「確かにね、罰があると解決するかもしれないよね。でもここは公園だよね。公園にこんな怖い人がいたり、罰金なんて言われたら公園に来たくなくなるよね。」
今回集まった皆さんの回答はそうじゃないのが面白いですね。

実際にあった事例がこちら。
ゴミ箱にバスケットゴールを置いておくと、人はついシュートしたくなるとのこと。
面白い解決策ですね。

こちらは渋谷区の実際の事例。
タバコの吸い殻を捨てるのに、アンケート式の投票箱のようなものを準備してそこに入れてもらうというというもの。
楽しくみんなでルールが守れるような仕組みって素敵ですね。

お子さんから出た「きれいな場所だと捨てたくなるくなる」「ゴミ箱をたくさん設置するとポイ捨てがなくなる」とことも実際にあるとのことです。

次の問いは

まずは「学校に行く間に信号あったりするよね。どう?あるよね?」という感じで投げかけたこちらの問いに、お子さんたちは「一度もない」という回答!
加藤さんはこれにとてもびっくり!(お子さんたち偉いですね!)
実は通学路に信号がないという答えも。そうですよね。いろんな通学路がありますよね。

そしてこちらがもう一問。アイディアを膨らましてみましょう!
赤青以外の第3の信号を妄想します。
みんなが信号待ちを楽しめるようなアイディア、どんなのが出てくるでしょう?

どんなアイディアが出たかな?

みなさん、すごいですね。
いろんなアイディアを出してくれました。
3つのアイディアを出したお子さん、ペイントアプリを作って絵を描いてくれたお子さん。
みなさんすごくアイディア豊富で、加藤さんもとても嬉しそうです。

「すごいね。みんな考えてくれたアイディアがあったら、信号待つのも楽しくなるね。そして信号を待たずに渡って起きる悲しい事故も減るね。」と加藤さん。

■見方を変えて世の中を変える種を持とう

加藤さんはこう言います。

「いやだな」「退屈だな」って思うこと、普段いろいろあるよね。
大人は「それって普通じゃん」「仕方ないよね」って終わらせてしまいがちなんだよね。

困ったを見つけた時に、罰を作るのではなく、みんながやりたくような「ワクワク」に発想を切り替える、そんなアイディアが思いつくといいね。

お子さんから、信号を待つ間にゲームができるというアイディアが出たのですが、実はドイツで実際にあるそうなのです。しかも発案者は大学院生。

みなさんが考えるアイディアで世界が変わるかもしれないよ、とのこと。

■お子さんから感想

「世界中はいろんな妄想からできている、と初めに聞いた時には、本当にそうかな?と思ったけれど、本当にそうだなぁと思いました。」
「日常の嫌だなということは、小さな発想から良くなるということが分かりました。またアイディアは誰か偉い人やすごい人だけでなく、普通の人も出せるんだなということを知りました。」
「小さな発想から大きな街の貢献になることが分かりました。」

■次回のイベントご案内

最後に次のイベントのご案内です。
次はふわっふわのパンケーキをオンラインでやるとのことです。
お楽しみに!
https://topics.cybozu.co.jp/seminar/2022/11/post-27823.html

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