芸能ビジネスは果たして“水物”なのか? 独立騒動で資産を売却?「レプロ」芸能ビズの危うさ

――レプロという企業の財務状況を見てみると、いくつかの関連企業や本間社長が役員を務める企業が散見できる。中でも、電子雑誌を中心に扱うブランジスタは業界のお歴々が集う上場企業だ。では、こうした関連企業を持つ企業としてレプロの芸能ビジネスとは、いかなるものなのだろうか?

 政財界で顔が広い幻冬舎の見城徹社長、かつて創業社長としては最年少で東証一部上場を果たしたネクシィーズの近藤太香巳社長、芸能界の“真のドン”と言われる田辺エージェンシーの田邊昭知社長──錚々たる面々が株主として名前を連ねるのが、東証マザーズ上場会社のブランジスタだ。

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