執拗なパンチラから巨人症偏愛、カニバリズムまで――しずかはSMプレイを受けていた!?藤子・F・不二雄の変態的な性癖

いわずもがなあまたの名作を生み出してきた藤子・F・不二雄。だがその作品には、不可解なまでにエロい描写が含まれているのだ。例えば、奴隷となったしずかが砂漠を延々と歩かされ、服をボロボロにされている。ここでは、ドラえもんをはじめすべてのF作品を調べ尽くし、Fが描き出した倒錯したエロスを考察する。

『ドラえもん (1) 』(小学館)

 1996年に逝去した藤子・F・不二雄と言えば、名実ともに20世紀を代表する児童向けマンガの巨匠である。親・子・孫の3世代にわたって国民的人気を博す『ドラえもん』(69~96年連載)の作者にして、“文科省推薦”なイメージがつきまとう我が国の至宝。特に現在30~40代の男性は、小学館の学習雑誌や「コロコロコミック」(小学館)に連載していた原作版の『ドラえもん』をはじめ、あまたのF作品にどっぷり浸かっていた世代だろう。

 しかし、Fは断じて「子どもに健やかな夢を与える聖人君子」ではない。F作品から匂い立つ倒錯的エロス、隠しきれないFのリビドー汁は、それはそれは濃厚で芳醇なのだからして。

陵辱される小学4年生・しずか

【1】『のび太の大魔境』(「コロコロコミック」81年9月号~82年2月号連載)より。

 例えば、よく知られた『ドラえもん』におけるしずかの入浴シーン【1】。のび太がどこでもドア等で浴室に突入し、しずかから微笑ましく咎められるシーンは誰もが知っている。時折、小学4年生女子の胸の微妙な膨らみや乳首の描画が話のネタになるものの、その程度はかわいいものだ。

「腹話ロボット」(「てれびくん」81年10月号掲載)では、のび太の「世界の美術館をみたまえ。はだかの絵や彫刻でいっぱいじゃないか。なぜか? それは美しいからだ」という、ドラえもんの道具を利用した詭弁にひっかかったしずかが、「服なんかきなくていいのね!」と目覚めてしまい、前衛演劇のごとく全裸で屋外に飛び出す。

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