見出し画像

【12/29】物欲に生かされた2020年、買ってよかったものベスト7

「本」や「映画」はともかく私が買ってよかった「モノ」なんて誰も興味ないだろ……とうじうじしていたのを脱した(?)のが昨年。今年もめげずに今年買ってよかった「モノ」を、年末なのでまとめておく。なお1万円を超える値段のものが1つとしてないので、「私の小規模な幸せ」という感じのラインナップになってしまった。貧乏くさいのではなくあくまで「私の小規模な幸せ」なのだと受け取ってもらいたい。

ちなみに今年買ったものでいちばん高価なものはMac Book Airだけど、前のが壊れたのを買い替えただけで、手に入れたことによる幸福感は特に増してないのでこのランキングには含まれておりません。あとはターキッシュエアラインとポーランド航空に「飛行機代返しちくり〜」とひたすら鬼電鬼メール鬼問合せをした1年でした(飛行機代は無事返金されました)。

その7 無印のシリコン調理スプーン

昨年までの私は何かをかき混ぜるときに100均で買った木べらとかを使っていたのだが、なんかいいらしいと聞き、在宅勤務で料理する機会も倍増したことだしと無印良品でシリコン調理スプーンを購入。混ぜられるし、そのまま盛れるし! ということで地味に万能なグッズでした。考えることは皆同じなのか一時期在庫切れになっていたけど、ちょっと前に在庫が復活したみたい。

その6 ヴェレダのホワイトバーチオイル

画像3

今年は在宅勤務により肩こりに加えて腰痛も悪化。10万円以上するワークチェアを買ってしまうのがいちばん体に良いのだと思うけど、そんな即決できるものではないので……と騙し騙しやっていたのが5〜6月。これじゃダメだ! と7月くらいから始めた筋トレが功を奏したのか最近はだいぶラクになったのですが、試行錯誤の途中で買ったのがヴェレダのオイル。セルライトを潰せるオイルらしいですが、単純に香りが好きなので肩のマッサージとかにも使っています。ちなみに足とかにも使うけどセルライトを潰せているかどうかは不明。店頭で買うよりiHerbで買うと安い。

その5 モンステラ

画像4

こちらも在宅勤務がきっかけで買ったもの。うちにはもともと何もしなくても勝手にニョキニョキ伸びる超丈夫なアイビーがいるんですが、アイビーだけだと寂しくなってきたのでペペロミアとガジュマルとこのモンステラを追加投入。が、私は植物を育てる才能がぜんぜんないので、生き残ったのはこのモンステラのみ。ペペロミアとガジュマルは道半ばでお亡くなりになりました……。人間と同じように植物にも相性ってあるよね。私は何もしなくても勝手に育つやつか、要求がはっきりしてるやつが好き。このモンステラは数日水をやらないと明らかに元気がなくなり、「水!水!」とはっきり主張してくるので、要求がはっきりしてる付き合いやすいやつです。

その4 肩の負担を軽くする 撥水 リュックサック 

実をいうとパンツよりもスカート派だった私なのですが、今年は旅行用のバックパックを背負えない寂しさゆえか、秋以降はジーンズ×リュックサック×ニット帽+スニーカーorショートブーツという超カジュアルな服装でどこにでも出かけていた。もっといいリュックサックはたくさんあると思うんだけど、国内だけじゃなくいつかまた行けるようになったら海外でも使いたいので、「地下鉄で切り裂かれても泣かない値段のリュックサック」という観点から無印商品を選びました。どんな理由だ。ちなみにリュックサックは腰に良くないらしいです。無印のリュック、安物だけど形は普通に好き。

その3 ジョージ・ジェンセン・ダマスク エジプトティータオル

ここからいよいよ本格的に「買ってよかったもの」っぽくなってくる。私の家は典型的なひとり暮らし用1Kでキッチンが極狭なので、洗い終わったあとの食器を置く場所には常に頭を悩ませていたんだよね。でもこのタオルをさっと引いて置いておけば水切りカゴとかそういうスペースをとるものは必要なし。リンク先のスコープのサイトがこのティータオルについて熱弁しているので、水切りカゴとの別れを考えている人はぜひ覗いてみてください。ちなみに今年はスコープのフェイスタオルとバスタオルも買った。

その2 ナリンのハーブオイル33+7

ヴェレダに続きまたオイルなのですが、騙されたと思って試しに買ってみたら本当に救われたのがナリンのハーブオイル33+7。「頭痛が治る」という怪しい触れ込みで一時期どこも品切れになっていたけど、結論からいうとガチの頭痛は当然ながらイブやロキソニンを飲まないと治りません。でも、「薬を飲むほどじゃないがどうも頭が重い」「何もやる気がしなくてだるい」「死ぬほど眠い」くらいだったら、このオイルを首とこめかみに塗るとすごくラクになる。なお、香りがかなり独特で好き嫌いは分かれると思われ、気になる人は念のためコスメキッチンとかでたしかめてみることをおすすめします。これがなくなったらでかいボトルのやつを買おうと思っているけど、コスメキッチンで病院のような異臭を放っていた「土管のおやじ」というオイルも気になっている。

その1 MOEBEのフレーム

画像1

今年買っていちばんよかったものは、MOEBEのフレーム。理由は、これによって眠っていたハンス・ベルメールのキモカワしおりを部屋の一等地に飾ることができたから! 詳しくは前に書いたので割愛するけど、「フレームなんてどこの何を買っても一緒だろ」と思っていた昨年の私は認識が甘かったです。今年は部屋の姿見も買い替えたのですが、私はフレームの細いものが好きだ……。

まとめ

上には上がいることをもちろん承知しているけれど、なんだかんだ20歳の頃から1年に1回は海外に旅行に出かけていた身としては、1年半以上日本から出られないというこの状況は想像以上に私の精気を奪っていきましたね。まあ、もとが従順で真面目なので(ホントか〜)、1年に1回は強制リセットを挟まないと脳がやられてしまうんでしょう。最近になってついに欧州でワクチン摂取が始まったという明るいニュースも聞くけれど、まあ2021年も海外旅行は無理かな。オリンピックはどうなるんだ。

そんななか、海外旅行という最大の娯楽を奪われた私をわずかながらも救ってくれたのは、「物欲」だったと思います。「あれが欲しいな」「じゃあ稼がなきゃ」と思うことで仕事を頑張れたし、たとえそれが1万円以下のものでも、手に入れたときは「私の小規模な幸せ」を感じることができた。

「物欲」というと最低な存在のように思われているけれど、食欲でも性欲でも睡眠欲でも、欲がないと人間は前に進めないなと。「すべての欲を手放す」みたいな思想に惹かれた時期もあったけど、今の私は欲を手放さずに、それをエネルギーに転換して動力にするほうがいいなと思っている。食欲、性欲、物欲、いいじゃないか。俗世に生きていこう!

でも、日本からは早く出たい! 出して!! 

去年のやつ


この記事が参加している募集

買ってよかったもの

شكرا لك!