逃げるは恥だが役に立つ
昨日の大河ドラマ麒麟がくる、道三軍に加わった十兵衛(光秀)が道三の敗北を受けて、城も土地も捨てて逃げ延びる決断をするくだりの描写がとても良くて、グッときました
逃げる最中、振り返って焼け落ちる明智城を見て、そこにあったのは後悔なのか、城に残った叔父への憐憫なのか、この先どうするかといった不安なのか、そういったものが複雑に入り混じったような表情が素晴らしかった。
領地=アイデンティティに等しい時代において自分1人ならいざ知らず、家族総出で全て捨てて逃げ延びる決断の重さ。
ここから、朝倉氏に身を寄せて信長家臣になるまで浪人生活10年どんな心境だったのか、あまり描かれてこなかった部分が次回以降描かれていくと思うのでそこも楽しみです
何より、OPや音楽全般がSkyrimっぽくて最高ですね
あのゲーム、フィールドでも街でもいきなり空からドラゴンが降ってきますが序盤だと歯が立たないので出会ったら戦おうと思うな、逃げろが原則でした(突然のSkyrim推し)
そしていつの間にか結構スキ頂いてるこの記事ですが、今も逃げ出して本当に良かった思ってます
もちろん、状況に対処出来る力があって乗り切れると思うなら戦うことが大事な場面もあると思いますが、追い詰められているとその判断も正常でなくなってくるかと思います。
TVは連日、コロナ自粛でこのままでは店が〜類の感情に訴える報道ばかりしている印象ですが、不安煽るだけで各種セーフティネット(失業保険、生活保護、自己破産手続き)の細かな説明もしようとしないので、メディアとしての存在意義を疑ってしまいます
失業保険でも生活保護でもありとあらゆるセーフティネットを使って、少なくとも不安に呑まれてしまわないよう気をつけたいと思ってはいます。
(現在1ヶ月半、自主的に休業中です)
そしてこの類の話(行き詰まったら捨てる)は親にはなかなかしづらいので、劇中で光秀が母親を説得するシーンはちょっとシンパシー感じたというオチ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?