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私と教育との関わり(教育という観点からの自己紹介)

こんにちは。Chieです。
約8年勤めた教育出版を退職し、個人で編集・校正などの仕事をしながら、ライフワークとしての教育について考える日々を過ごしています。
ここでは、私がこれまで教育について感じてきたことや、今興味を持っているテーマなど、「教育」という観点からの自己紹介を書きたいと思います。
(プライベートな面の自己紹介はこちらをご覧ください。)

人生をかけて考え続けたい問い

私が長い時間をかけて考え続けたい問いがあります。

  • 人はなぜ勉強をしなければならないのか

  • そもそも勉強は必要なのか

これらの問いに、あなたは答えられますか?
これらは学校に通っている子どもが必ずといっていいほど抱く疑問だと思いますが、うまく答えられる大人はほとんどいないのではないでしょうか。私もその一人です。

教育に関わろうとしたとき、まず「何のためにやるのか」を明確にする必要があります。教育に関わろうとする目的を語るなかで、これらは避けられない問いだと思います。

ちなみに、「人はなぜ勉強をしなければならないのか」に対する現時点の私の答えは、「自分の人生を自分で選ぶため」です。現在の学習指導要領に掲げられている「主体的・対話的で深い学び」は、この答えに直結するものだと感じています。(ただ、この答えは今後もどんどん変わり続けるのだと思います。)

教育に関わるときに心にとどめておきたいこと

次に、教育に携わる者として心にとどめておきたいことがあります。
それは、自分が受けてきた教育を基準に考えないこと。
教育はほとんどの大人が自分の経験として持っているものだからこそ、自分自身が受けてきた教育を基準に、子どもへの教育を考えてしまいがちです。しかし、子どもたちが、大人たちとは異なる時代を生きることになるということは明らかです。時代が変われば、それに合った学びも変わる。だから、自分の経験を必要以上に一般化していないか、気をつけるようにしています。
(このあたりの考えは、内田樹『街場の教育論』(ミシマ社)に影響を受けています)

今学んでいること・これからやりたいこと

私が生活のなかで大事にしているのが、「自ら体験すること」「自分の目で見ること」です。言い換えれば、現場に出ること・フィールドワーク的な行動を心がけています。その観点で今、以下の2つのことに取り組んでいます。


前の項で、”自分が受けてきた教育を基準に考えない”ということを書きました。そのためには、大人も常に学び続けることが必要だと考えています。
私はこれまで、教材という視点で教育に関わってきました。しかし、この立場から見える景色は教育のほんの一部です。世の中には、それぞれの信念をもって教育に取り組まれている先生方、関係者の方々がたくさんいらっしゃいます。現場ではどのようなことが起きているのかを知るために、これから様々な現場に足を運んだり、国内外の情報に触れながら、自分の知見を広げたいと考えています。
そして、そこで得た情報・知見を教育関係者や興味を持っている人々に発信していきたい。そこから得られるものがあるとすれば嬉しいです。


「対話を生み出すファシリテーター養成講座」を受講しています。
「主体的・対話的で深い学び」や「探究学習」を考えたとき、先生が児童生徒に一方的に知識を伝授するという構図ではなく、先生が児童生徒の能動的な学びを引き出すという構図が大切になるのだろうな、と思います。つまり先生は、子どもたちの学びの場を整えるファシリテーターとしての役割を担うということです。
そうしたことを考えているときに出会ったのが、「対話」を専門として、多くの教育現場でも活動されている渋谷聡子さん。すぐに、渋谷さんが主催するファシリテーター養成講座に申し込みました。現在受講途中ですが、教育を考えるだけにとどまらず、自分がこれからの人生をどう生きるかを深く考える機会になっています。

これからも新しい世界をどんどん見ていきたいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします!

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