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iOS開発者のためのFirebase入門

という本を4/22(日)の技術書典出します。1冊1000円です。お釣りが面倒なのでこのお値段にしています。この記事でちょっとだけ投げ銭をしていただくと、中身を一部読むことができます。気に入ったらぜひ買ってください。

※技術書典5でアップデート版を頒布しています。こちらの記事を参照ください。


見どころ

・インストール手順がわかる
・Google Analytics 360 と Google Analytics for Firebaseの違い
・NoSQLから書いてあるDatabase
・Databaseを組み込むときの設計の話

と書いてますが、本書全体が僕の備忘録です。
昨年はFirebaseをがっつり触る機会に恵まれたので、なんとなく知見は持っています。
今のうちに忘れないうちにまとめておいて、また触るときに戻れるように、と思って書きました。なので、解説が雑なところがあります(特に3章)。

それでも買ってくれるなら!という本です。
ご期待に添えない可能性は大いにあります。
(でもそれも同人の醍醐味?)
限定150部用意してますけど、多分全部は売れないので安心して他のサークルさん回ってからきてください。

仕様

同人誌 / 68ページ / ¥1000
技術書典初頒布
初出:技術書典4
(はしがきより)
 「iOSアプリ開発者のためのFirebase入門」を手にとっていただき、ありがとうございます。 FirebaseはiOS・Androidアプリを作る我々のバックエンドをサポートしてくれるGoogleのサービス群です。 まだFirebaseをあんまり触ったことがない方や、公式ドキュメントの英語に疲弊していまった方。 また、導入時の苦労や、そのワークアラウンドを知りたい方のために、特にiOS視点から解説できる本を出したいという想いから生まれました。 ...

見どころ

・つまづきがちなインストール手順
・NoSQLから解説するFirebase Database
・iOSアプリにDatabaseを組み込むときに適した設計を根本解説

という辺りがFirebaseを扱うときの勘所ではないかと思います。
事実、実装するときに困ったのがDatabaseの実践的な知識でした。
本当はFirestoreも仕様から細かく書くべきではあるんでしょうけど、ドキュメントに任せて、既存のRESTFul APIやRealtime Databaseから移行するときに何が必要なんだろうねという部分を重点的に書きました。

なので、Firestoreを期待して買おうとしてる方は必ず見本誌見て納得いく内容か見てから買ってほしいです。

目次

はじめに
お問い合わせ先
免責事項
第1章 Firebase 入門
1.1 Firebase の各サービスの概要
1.2 Development Tools
1.3 Growth & Engagement Tools
1.4 Firebase とコミュニティ
第2章 Firebase の導入方法
2.1 Firebaseの導入要件
2.2 GoogleService-info.plistの導入
2.3 SDKの導入
第3章 Firebase Authentication による認証システム
3.1 Eメール&パスワード認証
3.2 SNS認証
3.3 電話番号認証
3.4 カスタム認証
3.5 匿名認証
3.6 FirebaseUIを使った認証
第4章 Firebase Database
4.1 NoSQL
4.2 Firebaseが用意しているDatabase
4.3 RealtimeDatabase
第5章 iOS における Realtime Database の実践導入
5.1 データ構造の設計とクライアントサイドの実装
5.2 Layered Architecture
第6章 Database とその未来
6.1 Realtime Database を FireStore に移行する
6.2 REST API から Realtime Database や Cloud Firestore に移行する

第1章は入門というか、概要です。
各サービスの説明をしています。といいながら、なんか濃くなりました。特にAnalytics周り。Google Analytics 360 と Google Analytics for Firebaseの違いについては、実際に問い合わせしたんで、これも僕の備忘録です。

第2章は導入について。
インストール手こずるので、詳しく書きました。
コラム的にFirebaseのプロジェクトの環境の分け方(Development, Staging, Production)とか、Cocoapodでインストールする話とか書いているので、こういうの手元にあるといいよね。うん。

第3章は認証なんですけど、Databaseで匿名認証扱うので、必要性に迫られて書いたので、中身は薄いです。もうドキュメント見ろ祭りです。

第4章からが本編です。
Databaseの知見を詰め込みました。大事なことは、Databaseいいから使えよ、ではなく、アプリの要件に合わせて選べよ、と主張してるところですかね。
本当は4.4にCloud Firestoreが入ると良かったが、中途半端になるので捨てました。次回改訂にご期待ください(絶対するぞ)。

第5章は設計の話を少し書きました。
例えばLayered Architectureにするとこんなところが楽になるよ、と書いてあります。RxSwiftで書いたので、アレルギーある人は目をつむりながらページをめくってくださいね。なお、RxSwift自体の解説は書面の都合上してません。

第6章は筆者も未体験ゾーンではあるので、「未来」とかつけちゃいました。
でも、実際に遭遇することになると思うので、何に気をつけるんだろうかということを書きました。REST APIからRealtime Databaseへの移行は経験があるのですが、Realtime DatabaseからFirestoreに移行したりもすると思うので、未来の自分に書きました。

アップグレードする本を書きたい

というわけでまだ中途半端なところもあるけど、コンテンツとしては提供可能だから、とりあえず出してみようと思います。

Firebaseにはまだ体系だった書籍はなく、また日々進化してます。
入稿した次の日に、What's New in Firebase Authenticationというブログが出たりします。

筆者としてはv1.0をApp Storeに申請したので、じゃあアップデートの仕様決めるか。という気分です。次回の技術書典ではv1.1もしくはv2.0を提供します。新書もネタは決まっていて、別で出すので2冊でることになるでしょう。首が締まります。
次回も当たるといいですね。
そんな感じで本を進化させていくと、きっとより洗練されて体系的な本ができるでしょう。そこで、こんなことをやります。

旧バージョンの本持参で、新バージョンの本に交換

ネイティブアプリのアップデートは基本無料です。

本のアップデートだって無料でいいんじゃない?というのが僕の提案。
でも、アプリと違って本は印刷代がかかるじゃないですか、というのが本音。
それでも常に最新のものを読んでほしいので、アップデートが出たら新しいのに交換します。(0円でできるか、割引価格でできるかは仕様未確定です)。つまりなにが言いたいかというと、

今回買っておけば次回もお得になる

というのが消費者目線でのお得ポイントです。(まぁブース外れたら出せないんだけど、それは置いておこう。多分当たる。)

というわけでここからアーリーアクセスです。3項ほど引っ張り出してきて丸々読めるようにしました。

当日お会いできることを楽しみにしています。

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